恋柱の継子

そして何日か訓練を受け次の柱の元に行っていいという許可が降り、次の柱の元に行くしの達

屋敷にて

ゴンッ！

扉の先から悲鳴が聞こえた

突然叫ばれしの達は驚く そして上には屋根の上に乗っている鎹鴉がいた

カナヲがイライラを抑え言う

そんな捨て台詞を吐き、しの達は扉を開けた

だがその先の光景は地獄そのもの

隊士が部屋中に倒れていたのだった 中には泡を吐いているものもいる その真ん中で霞柱・時透無一郎は涼し気な顔をして、隊士を見つめていた

時透無一郎がカナヲを見て、しのを見る

後から入ってきた銀子にそう問いかける

時透無一郎の合図で始まる カナヲは時透無一郎の攻撃を避けるだけ だが時透無一郎の攻撃は凄まじい速さでかつ、当たったら痛そうだった

30秒もしない間にカナヲは苦しそうな表情を顔に浮かべる

そして1分も迎えない時にカナヲは時透無一郎からの攻撃が当たり、倒れた

いきなり時透無一郎がしのの目の前に現れ、木刀を振ってくる しのは危機一髪避けた

そして、次にお腹を狙われ、またもや避ける

避けること必死で壁が迫っていることに気づけなく、しのは壁にぶつかってしまった

小指が角に当たってしまい涙目になる

男隊士が弱音を吐く

これが彼なりの優しさなのだろう

夕方

顔を洗っていたしの達に竈門炭治郎が駆け寄る

そういい、しのが指したのは壁だった

いきなり明るい声が後ろからやってきた

後ろを振り返るとそこには時透無一郎がいた

そういった時透無一郎はしの達が見たこともないくらい笑顔だった

思わず声が漏れてしまうしの

炭治郎が去るとまた塩に戻る

そして時透無一郎は去っていった だが入れ替わりで銀子が来る

しのは銀子を指さす

そういったしのの目は優しい目からいつの間にか獲物を逃がさないというのに変わった

そして屋敷にはカラスの悲鳴が響いた