テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

「もし、テヒョン先生のことが好きって言ったらどうしますか?」

テヒョン

、、、へ

予想外の質問で言葉に詰まる

いや、予想外ではなかったのかもしれない

彼が自分に好意を寄せていることに気付いていた

そして気付かないふりをしていた

緊張した顔で答えを待つ彼におれはこう言った

テヒョン

教師と生徒は近いようで遠いから

彼はいつもおれを見ていた

授業中でさえも、集中しずにずっとおれを見ている

その視線が嫌じゃないのは何故だろう

そして、今日も。 痛いほど感じる視線に、応えるように彼を見る

テヒョン

(相変わらずイケメンだなぁ)

初めてここに来た時、一瞬で目を奪われた

見れば見る程潤んだ大きい瞳に吸い込まれそうで

見惚れて、

時間なんて忘れそうになる

そして、そんな彼に

彼女ができた

テヒョン

(嬉しいことじゃん、、)

テヒョン

(生徒が幸せになって)

おれは、ホッとしていた

もし本当に、彼が自分のことが好きだったとしたら、

その気持ちに応えることは出来ないだろうから

それなのに、、

テヒョン

(痛い、)

こんなにも胸が痛い

生徒に余計な私情は向けたくない

だけど抗えない

彼のことを

好きになってしまったから

ジョングク

先生、今日めずらしく見つめてきましたね、!笑

テヒョン

ジョングク君が見てくるからだよ

テヒョン

そんなおればっかり見てると、彼女怒るんじゃない?

ジョングク

大丈夫ですよ笑

テヒョン

てか、

テヒョン

恋愛対象、男だけじゃ無かったんだ

ジョングク

あ、、

ジョングク

、、ちょっと事情があって、

テヒョン

事情、?

ジョングク

あ、!僕もう行かないと、

ジョングク

じゃあまた後で、失礼します

テヒョン

うん、

事情ってなんだ、?

男が好きなのには変わりないってこと、?

テヒョン

(深入りしない方がいいな)

テヒョン

またプリント忘れちゃった、

放課後、ほとんどの生徒が下校し、静まり返った廊下を急ぐ

教室の前に着いて扉に手をかけたその時、中から声が聞こえた

少し扉を開け中を覗くと、ジョングク君と彼女がいた

ジョングク

今日どこか寄ってく?

女子生徒

良ければなんだけど

女子生徒

家こない?

ジョングク

えっ、、いいの?

女子生徒

うん!今日ね誰もいないから

ジョングク

んー、じゃあ行こうかな

テヒョン

っ、、、

テヒョン

(家って、、そういうことするって宣言してるようなものじゃん、)

ガラッ

テヒョン

お前ら早く帰れよー

ジョングク

わっ先生いたんですか?またプリント忘れました?

テヒョン

まーね

ジョングク

気をつけてくださいね笑

テヒョン

ジョングク君こそ、ッ

ジョングク

僕?

テヒョン

あ、、何でもない

テヒョン

気をつけて帰りなね

ジョングク

、、、はい

彼女と帰っていく彼の姿を見送って、ため息をついた

おれは何を期待してた、?

一瞬でも別れ話をしていると想像してしまった自分が情けなかった

ジミン

ねぇ、今日もしないの?

テヒョン

うん、ごめん

ジミン

最近おかしいよ?

ジミン

好きな人でも出来た?

テヒョン

(ギクッ)

ジミン

あー、図星だ

数年前からセフレとして付き合っているジミナにじっと見られる

ジミン

そーかそーか

ジミン

テヒョナにもついに本命が出来たか

テヒョン

本命って、、そんな、

テヒョン

生徒だし、

ジミン

生徒?!

ジミン

え、まじ、?

ジミン

それ大丈夫なの?

テヒョン

分かんない

テヒョン

だけど、その子に彼女できて、

テヒョン

おれ何やってんだろほんと、

ジョングク君、彼女とヤッたのかな

テヒョン

(うわ、おれ最悪なこと考えてる)

ジミン

、、、まぁ、僕はテヒョナのセフレでもあるし、親友でもあるから

ジミン

頼っていいんだよ

テヒョン

うん、、

テヒョン

ねぇジミナ

ジミン

ん?

テヒョン

おれをめちゃくちゃにして欲しい

テヒョン

んぅ゛ッぁ、゛ッ

テヒョン

やっ、ぁあッ//

ジミン

はぁ、ッはぁっテヒョナ?大丈夫?

テヒョン

ッもっと、、まだ足りないっ、

こんなのじゃだめ、、

もっと、、、

ジミナに抱かれているはずなのに、おれの目にはジョングク君が映っている

ギュッ

ジミン

ぁ゛ッ、急に締まった、、/

テヒョン

おれを壊して、、っ

ジミン

煽ったのテヒョナだからね、?//

翌日

テヒョン

はぁ、、

テヒョン

(腰が痛い、)

ジョングク

先生、なんか、大丈夫ですか?

テヒョン

あぁ、うん、まぁ

ジョングク

先生、僕やっぱりだめでした

テヒョン

え?

ジョングク

彼女と、上手くいかなかったんです

テヒョン

え、もしかして、

ジョングク

別れちゃいました、笑

テヒョン

!!

テヒョン

、、、そっか、

テヒョン

残念だったね、

ジョングク

、、やっぱり、好きな人が諦められなくて、、

ジョングク

どんなに忘れようとしてもダメなんです、僕にはできない

テヒョン

っ、、、教師、だったっけ

テヒョン

頑張れ

ジョングク

あ、あの、先生

テヒョン

ん?

ジョングク

放課後、ここに来てくれませんか?

テヒョン

、、分かった

放課後

おれはジョングク君に言われた通り教室に向かっていた

テヒョン

はぁ、

緊張してきたな、、

何の話だろ、、もしかして、告白、

あぁ、怖い、

おれは教室の前に立ち、深呼吸をして扉を開けた

貴方に溺れることができたなら

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

572

コメント

1

ユーザー

ジョングク、何を言おうとしてるんだろ、、、テテちゃんも完全にグクに気持ちが向いてるし、、結ばれてほしいなぁ!💜楽しみにしてます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚