「もし、テヒョン先生のことが好きって言ったらどうしますか?」
テヒョン
予想外の質問で言葉に詰まる
いや、予想外ではなかったのかもしれない
彼が自分に好意を寄せていることに気付いていた
そして気付かないふりをしていた
緊張した顔で答えを待つ彼におれはこう言った
テヒョン
彼はいつもおれを見ていた
授業中でさえも、集中しずにずっとおれを見ている
その視線が嫌じゃないのは何故だろう
そして、今日も。 痛いほど感じる視線に、応えるように彼を見る
テヒョン
初めてここに来た時、一瞬で目を奪われた
見れば見る程潤んだ大きい瞳に吸い込まれそうで
見惚れて、
時間なんて忘れそうになる
そして、そんな彼に
彼女ができた
テヒョン
テヒョン
おれは、ホッとしていた
もし本当に、彼が自分のことが好きだったとしたら、
その気持ちに応えることは出来ないだろうから
それなのに、、
テヒョン
こんなにも胸が痛い
生徒に余計な私情は向けたくない
だけど抗えない
彼のことを
好きになってしまったから
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
事情ってなんだ、?
男が好きなのには変わりないってこと、?
テヒョン
テヒョン
放課後、ほとんどの生徒が下校し、静まり返った廊下を急ぐ
教室の前に着いて扉に手をかけたその時、中から声が聞こえた
少し扉を開け中を覗くと、ジョングク君と彼女がいた
ジョングク
女子生徒
女子生徒
ジョングク
女子生徒
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ガラッ
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
彼女と帰っていく彼の姿を見送って、ため息をついた
おれは何を期待してた、?
一瞬でも別れ話をしていると想像してしまった自分が情けなかった
ジミン
テヒョン
ジミン
ジミン
テヒョン
ジミン
数年前からセフレとして付き合っているジミナにじっと見られる
ジミン
ジミン
テヒョン
テヒョン
ジミン
ジミン
ジミン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジョングク君、彼女とヤッたのかな
テヒョン
ジミン
ジミン
テヒョン
テヒョン
ジミン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジミン
テヒョン
こんなのじゃだめ、、
もっと、、、
ジミナに抱かれているはずなのに、おれの目にはジョングク君が映っている
ギュッ
ジミン
テヒョン
ジミン
翌日
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
放課後
おれはジョングク君に言われた通り教室に向かっていた
テヒョン
緊張してきたな、、
何の話だろ、、もしかして、告白、
あぁ、怖い、
おれは教室の前に立ち、深呼吸をして扉を開けた