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レオ
これは昼が終わった後の頃からの会話です
俺の名前は井上月麦。片思いをしてる相手に思いを伝えたいが伝えられない男だ
俺が恋をしてる相手というのは龍本の兄貴だ
井上
（今日は龍本の兄貴に久々に飯誘って貰った)
井上
（相変わらず可愛い、好きだ！)
来栖
井上の兄貴何ニヤついてるんですか
来栖
キモいですよ
井上
酷
来栖
逆に聞きますけどだいの男が何も無いとこ見てニヤついてるんですよ
来栖
キモくないですか？
井上
たしかに
井上
だからって酷いだろ
井上
お前と鮫洲くっつけたの俺だぞ
井上
お前らずっとうじうじしてっから
来栖
確かにそうですけど、俺たちよりうじうじしてる人知ってますよ
井上
誰だ？
来栖
井上の兄貴ですよ
来栖
好きなんでしょ?龍本の兄貴の事が
井上
何で知ってんだ！？
来栖
井上の兄貴もわかりやすいですよ
来栖
龍本の兄貴と居ると明らかに態度ちがいますもん
井上
そんな違うか？
来栖
はい
井上
まじか
井上
他も知ってるのか？
来栖
いえ、俺だけかと
井上
なら黙っといてくれね
来栖
何故ですか？俺たちには思いを伝えろといったのに
井上
それとこれとは違うだろ
来栖
いいえ、違いません
来栖
もし鮫洲が告白してきても俺が好きでは無かったらお互い気まずくなるでしょう？
来栖
それを鮫洲は覚悟を決めたのです
来栖
なので井上の兄貴も覚悟を決めて下さい
井上
確かにそうだよな～
井上
よし！覚悟決めて告白するぞ！
来栖
振られても俺の責任じゃありませんからね
井上
大丈夫だ！
井上
振られたら龍本の兄貴が好きになるまでアタックするまでだ
来栖
いや、諦めて下さいよ
井上
いいや諦めたらそこで試合終了だろ
来栖
そうですね
来栖
まっ、頑張って下さい
井上
ありがとよ！
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