幸せになりたいだけだった

私はたまに

知らない子どもの声が聞こえることがある

ふふふふ笑

最初は驚いたものの

今はもうすっかり慣れてしまった

あなたは誰ですか？

ふふふふふっ笑

問いかけても返事が来ることは無い

はずだった

どうして忘れちゃったの？笑

(初めて話しかけられた､､､)

私はあなたを知っているのですか？

そうだよ笑

ﾋﾟﾋﾟ...ﾋﾟ......

ずーっと一緒だったのにね笑

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ...ﾋﾟ

分からないです､､､

あなたは誰なのですか？

ﾋﾟ...ﾋﾟﾋﾟ...ﾋﾟﾋﾟ

ほんとに覚えていないんだね､､､

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

私は___

あなただよ____

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

ﾋﾟ((

どんなに嫌でも朝は来る。

それがたとえ、

どんなに辛い人生でも。

ｼーﾝ

私は今日から高校1年生。

実家での暮らしに耐えきれず､

高校入学を機に一人暮らしをさせてもらう事にしたのだ

なんだか少し寂しく感じるのは

きっと気のせいだ､､､

ｶﾞﾁｬ

ｶﾁｬ

にゃーん

((ﾄｺﾄｺ

ｶﾞｻｺﾞｿ))

教室の前

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

いっぱい来た

ｶﾞﾗ!

ｶﾞﾗｶﾞﾗ