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困ってるような、でもとても優しい笑顔…
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僕はそこで初めて
捻った足が、
包丁で切った指が、
殴られた頬が、
とても痛いことに気がついた。
遡ること数分前
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シャケとぶるっくの会話を聞いた。
ただ、気になったから。
そこで彼は言った。
今はしんどくても、いつかきっと、辛かった分だけ幸せになるよ
その言葉に酷く違和感を持ってしまった。
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その言葉を言う彼の表情は
妙に綺麗で、
でも歪んでいて、
儚いような
表情だった。
今はしんどくても…?
辛かった分だけ…?
彼は今、辛いのかな…
ぶるっくは、気づいて欲しかったのかな…
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彼は何も聞かずに僕を連れて行ってくれる
それは僕にとって救世主のようだった。
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痛みを感じた足や頬は思ったよりも痛くて
歩くことすらままならなかった。
めんどくさいって思われちゃうかな…
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面白がってるって思いながらも
いつも通りの彼の感じに
僕の震えはいつの間にか消えていた。
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きんときの部屋は彼の匂いがして
少し安心した。
ここは家ではないと、そう思えるから。
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彼の優しさに甘えてしまいそうで、
また泣きそうになってしまった。
彼なら、聞いてくれるかもしれない。
僕の思いに真摯に向き合ってくれるかもしれない。
いいのかな、
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あぁ、なんて、優しい声色なんだろう。
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僕は
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自然と
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口を開いてしまっていた。
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そう俯いた彼は
心底悲しそうに呟いた。
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辛いよね、苦しいよね
知ってるよ
彼にこんなにも想ってもらえるシャケが、
本当に羨ましい。
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だって、
君のこと、ずっと見てるもん
君の言葉、行動一つ一つが
愛おしくて、好きでたまらないから。
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孤独で愛に飢えたこの子に
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俺が今思ってる全てを、
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たくさんの想いを、
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俺からの愛を、
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君に捧げるよ。
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ずるいなぁ…
僕が弱ってる時に言うんだから…
心が揺れ動いちゃう…
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わかってる。
こんなことを聞いても
きんときは
きんときだけは
僕を
愛してくれる。
僕と向き合ってくれる。
それはこれまでの行動でよくわかるから。
伝わってくるんだ。
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どうしよう…僕…
きんときが…
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思えば、いつも君がいてくれたね
僕が辛いとき、痛いとき、悲しいとき
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シャークんへの想いが消えた訳じゃない。
でも、これだけは言える。
彼だけは僕を愛してくれる。
救ってくれる。
欲しい時に欲しい言葉をくれる。
僕は今、きんときが好きだ
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だから、今はこの気持ちに身を委ねて
彼の気持ちに応えるよ。
コメント
8件
ありがとうございます!!!!最高です✨ 続きが楽しみです
やっぱ金ブロしか勝たん! ストーリーが神すぎる…