奴隷として生活していた最中
わたくしたちは オークションに掛けられた
そしてお金持ちの人にみんな買われた
奴隷を買うなんてどうかしてる
買った意図なんてしらないが みんなと離れ離れに成らずに済んだのは 不幸中の幸いだろう
そして不幸中の幸いはまだ続き
乗っていた馬車が事故にあった
わたくしたちを買った人は死に わたくしたちは誰1人と死んではない
自由になった
なったが、この先 どうすればいいのだろう
買った人
ハヤト
買った人
明那
湊
わたくしたちは初めてのものに興味が 尽きず、いろんなものをみて回った
わたくしたちはみんな 奴隷として生活していた
手足はボロボロ 布切れ一枚の服 まずい食事
檻に入れられ、枷をつけられ、 自由のない、死んだ方がマシな人生
ハヤト
もうお城は目に見える
どんな人か分からないけど行く宛もない わたくしたちは行くしかない
あんな生活よりはきっと マシなはずであることを願いながら
葛葉
叶
湊
明那
藤士郎
みんなでどうしようかと話していると ドアが開いて人が出てきた
みんなびっくりして固まった
ハヤト
でもこの人はわたくしたちを買った人と 親しい間柄のはずなのに、亡くなった ことを悲しんでいるようには見えなくて
??
ハヤト
なにがなんだか、よくわからなかった
中に入るとさっきの人はいなくて
葛葉
景
ガク
刀也
湊
明那
晴
藤士郎
向かいの扉から料理を持った
ハヤト
『毒は入ってません 食事を与えるよう言われました 好きなだけ食べてください』
叶
刀也
「いただきます!!」
コメント
2件
辛すぎやろぉ…幸せになってクレメンス…