TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
シェアするシェアする
報告する

かなめ

ただいまー

深夜二時

俺は会社から家へ帰ってきた 小さい声で挨拶すると上着を掛け、荷物を机に置きネクタイを緩める

かなめ

ふぅ、、、

ソファにつき大きく息を吐く

このまま寝たいところだが、ご飯を食べていないし、風呂にも入ってないのでまだ寝ることが出来ない

ゆっくりと立ち上がり、テーブルの上にあった置き手紙を読む

〈今日は唐揚げだよ~!冷蔵庫の中にあるからレンジであっためてね〉

かなめ

ん、今日唐揚げなんだ

○○の文字の下に、

〈いつもありがとね〉

そう書き加えると冷蔵庫へ行き、ラップの巻かれたご飯たちをレンジで温める

その間に風呂に入る 彼女が沸かしてくれていたため、シャワーだけでなく風呂に浸かることもできた

風呂から上がり、髪を拭きながらリビングへ行くと見慣れたシルエットを見つける 俺はふっ、と微笑み彼女に近づく

かなめ

○○っ、ただいまっ

後ろから抱きしめるとビクッと驚く○○をぎゅぅっと抱きしめる

主人公(夢主様)

かなめくん、おかえり

後ろへ振り向き、笑顔を向ける○○がクソみたいにかわいくて肩口に顔を埋める

主人公(夢主様)

かなめくん、ちゃんと髪乾かした?

かなめ

えー、めんどくさくてしてなーい

主人公(夢主様)

もぉー ちょっとドライヤー持ってくるからソファに座っといて

ぐいぐいと俺の体を押し、ソファに掛けさせるとてちてちと洗面台に行く

台所から香る唐揚げの匂いが俺の体に染み渡る

主人公(夢主様)

かなめくーん、髪乾かすよー

近くのコンセントにプラグを差した○○が俺に熱風を浴びせる

主人公(夢主様)

かなめくん、まじで髪さらさらだよね

かなめ

そう?いたって普通だけど
○○の方がさらさらじゃない?

○○の髪を一束掬い、ちゅっと口を落とす

主人公(夢主様)

うるさっ///

かなめ

んふっ、かわいいね

俺の髪をかき混ぜる動作が雑になる 照れているのは長年の付き合いだからすぐわかってしまう

主人公(夢主様)

終わったよ

ドライヤーの電源を切り、立ち上がる○○をぐい、と引っ張る

主人公(夢主様)

うわっ

ちうっ、と頬にキスをして手をパッ、と離す 恥ずかしさと急に手を離したため、○○がバランスを崩したのか後ろに倒れる もちろん、○○には傷ついてほしくないので腕を引っ張り、今度は唇にキスを落とす

主人公(夢主様)

ぅー/// ご飯食べてからにしてよぉ///

かなめ

やだ、今すぐ○○を喰いたい

今度は鎖骨に唇を落とす 俺はこいつがどれだけかわいくて健気かを知っている 今だって、俺の服を着て俺のためにご飯を作ってくれた そんな○○が世界一好きだ

主人公(夢主様)

私の準備はできてるんだから、早く自分の準備でもしてなよかなめくん

そう言い、リビングのドアをバタン、と閉める○○

かなめ

あ”ー、もう俺の嫁大好き

いつだって○○はかわいい そんな○○が俺にとって世界一の癒しで愛しの嫁だ 今夜はうんとかわいがってあげないとね♡

loading

この作品はいかがでしたか?

23

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚