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第二十四話 個の為に全を擲つ者達6
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
人間の寿命は現在およそ60~70年 人狼は300年程
取り掛かるべきはまずこの二種族だ
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
スマイルは初めて交流を交わした 魔法使いを思い出す
寿命を迎えた体に治癒魔法をかけ 蘇らず
時間魔法で時を巻き戻したが 蘇らず
スマイルの初めての復活魔法は そこで頓挫した
その数百年後―― スマイルは魂なる存在を発見した
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
きりやん
復活魔法自体 倫理に反する魔法であり
秩序を乱す魔法だと言っても 過言ではない
きりやんはなるべく 倫理から意識を反らし
自分の中の神を 刺激しないように努めた
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
素直にこくんと頷いたスマイルに きりやんは苦笑した
きりやん
スマイル
きりやん
きりやんは目尻を下げる
スマイルはそんなきりやんを じっと見つめた
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
――本当にそうだろうか
今この世界は魔法使い達が 魔力を持たない人間を弾圧し
窮地に追い込んでいる
彼ら魔法使いを焚き付けた存在は 何だろうか
それは紛れもなく
彼らを繁栄させた スマイルなのではないか――?
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
欲のない魔族らしい 答えだと思った
スマイルの思考は常に正を向いている
秩序を乱すような行動は避け 負を寄せ付けない強さがある
きりやん
きりやんは黙ったままの 他三人に視線を向けた
きりやん
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
スマイル
きりやん
Broooockがあと一週間は 生きるとしても
その一週間以内に新魔法を 開発するのは難しいだろう
たとえスマイルが寝食を 必要としない身体であっても
本当に開発できるか どうかもわからないそれに
時間を取られるのは現実的ではない
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
頭に響いてきた声にスマイルは 目を見開いて後ろを振り返った
そこには強い眼差しで スマイルを見つめるNakamuがいた
Nakamuはスマイルの 目の前まで歩いてきた
Nakamu
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイルは小さく頷くと
Nakamuの頭を鷲掴んだ
その瞬間、Nakamuの体に 大量の魔力が流れ込んできた
体が拒絶反応を起こして 酷い魔力酔いに吐き気がこみ上げる
Nakamu
Nakamuが屈んだと同時に スマイルの手は離れた
Nakamu
スマイル
スマイルは論理的に 組み立てるやり方が得意だ
それに対してNakamuは 感覚的に魔法を扱う
言葉で説明できないその部分を
Nakamuは思考を共有して スマイルに教えた
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
スマイル
きりやん
きりやん
きりやん
スマイルはその手に大きな杖を召喚した
きりやんが小さな杖を取り出して Nakamuときんときに魔法をかける
スマイルは目を閉じて 杖に魔力を込め始めた
――魔法には様々な力がある
何もないところから水を生み出したり
炎を生み出したり
風を生み出したり
土を生み出したり
Nakamuはそんな魔法の事を―― 願いを叶えてくれるものと呼んだ
Nakamu
スマイルは杖を振り翳した
きらきらと水色の光が降り注ぐ
全員に降りかかったその魔法は 一瞬光り輝くと音もなく消えた
きんとき
シャークん
スマイル
スマイル
Nakamu
きりやん
きりやん
Nakamu
スマイル
スマイル
スマイルは懐から
ジンジャークッキーのようなものを 取り出して各自に渡した
きんとき
スマイル
スマイル
スマイル
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイル
きりやん
きりやん
きりやんの言葉に 三人は苦笑を浮かべた
きんとき
シャークん
Nakamu
きりやん
きりやん
きりやん
きりやん
Nakamu
Nakamu
スマイル
スマイルときりやんが準備を進める中
Nakamu達は二人を見守っていた
きんとき
Nakamu
Nakamu
シャークん
シャークん
Nakamu
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
スマイル
スマイル
きりやん
Nakamu
シャークん
シャークん
きりやん
Nakamu
きりやん
きりやん
きりやん
Nakamu
きりやん
きりやん
きんとき
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamuは笑った――
――だが、その眼には涙が滲んでいた
唇も僅かに震えていて
その表情が強がっている事は 誰が見ても明白だった
シャークん
きんとき
スマイル
きりやん
そんなNakamuに、みんなが頷くと
Nakamuはくしゃりと表情を崩して
ぐすっと鼻を鳴らしながら俯いた
それからごしごしと目元を拭うと 顔を上げた
そこに涙はもう滲んではいなかった
きりやん