いちごみるく
↑(先に投稿されてるものもあるけど、書き始めはこっちの方が先なので)
ワンクッション
⚠️注意⚠️ CP紫桃 skfn の二次創作です 本人様と関係は一切ありません この物語はBL要素が入ります 地雷の方や、BLやnmnmなどが分からない人は今すぐこの小説を閉じましょう
いちごみるく
いるま
LAN
このお話は少し前の時代を舞台にしています
出会ったのはそう
今日みたいな満天の星空の時だ
舞うように踊る君が綺麗で
笑うと言葉にできないくらい可愛い
…でも、なんでかいつも無理に笑ってたような気もした
いつもと変わらない日常だった
毎日踊って
……でも誰も見てくれなくて
もう誰にも、何にも期待しない
世界が白黒になったみたいで
楽しいだなんて感情とっくの昔に捨ててた
……捨ててたはずだったのに
シャン、シャン(鈴の音)
🎼📢
俺は興味本位で鈴の音がなる方へ行った
だって思わないだろ?
まさか
男に恋するなんて
🎼📢
シャン、シャン
大きな夜桜の木の下には笛や太鼓、筝などの楽器を演奏する人たちと踊り子が居た
俺はもっと近くで見たくて夜桜の木の下へ向かって走った
🎼📢
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
踊っている踊り子は俺に気づいたのか優しい笑顔を向けてくれた
その笑顔が
その踊りが
笑顔で舞うように踊る君が俺にはとても
綺麗に見えたんだ
きっと一目惚れだったんだと思う
🎼📢
踊りが終わり俺が拍手をすると踊り子が俺の方へ向かってきた
🎼🌸
恐る恐る不安げに聞いてくる踊り子
🎼📢
俺がそう言うと嬉しそうな笑顔を浮かべ、踊り子は言った
🎼🌸
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
LANがこれ以上自分こと悪く言うなんて許せなくて
俺はLANが最後まで言う前に俺はLANの口を塞いだ
🎼🌸
な、何!?
なんでキス!?
🎼📢
🎼📢
LANは目を見開いた後、また笑顔を浮かべて言った
🎼🌸
きっといるまは優しいからこんな俺にも優しくしてくれるんだろうな
🎼🌸
そう言ってLANは切なく笑った
🎼📢
🎼🌸
な、んで…?
誰も気づかなかったのに、……
🎼📢
🎼📢
いるまは俺の頬に手を当てながら言った
とびきり優しい笑顔で
🎼🌸
🎼🌸
期待しちゃうじゃん
……期待なんてもうしたくないのに
それから俺たちは毎日のように夜桜の下へ集まりLANの踊りを見たり話したりした
もちろん他の踊り子の踊りも見たが踊り子には悪いがLANの踊りが1番綺麗に見えた
いるまと過ごす毎日はとても楽しかった
やっぱりいるまだけはちゃんと俺の事見てくれた
いつだって俺の事を見てくれて俺の踊りを綺麗だと褒めてくれる
LANと過ごすのは楽しくて幸せだった
でも、そんな幸せな毎日が続くはずもなかった
🎼🌸
お母さん
お母さん
ママは俺を心配しているようだった
🎼🌸
お母さん
🎼🌸
この時俺がママに怪しまれてることに気がつけば
もっといるまと一緒に居られたのかな
数日後
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
俺が口を離すとLANは苦しかったのか肩で息をしている
🎼🌸
🎼🌸
怒っているように見えるが照れていたのかLANの顔は赤く染まっている
🎼📢
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
この時代は男同士の恋愛をあまりよく思う者はおらず、差別されてきた
それでも俺はLANを幸せにしたかった
もう、無理に笑わせたりしない
🎼📢
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
もう期待なんてしたくなかったのに
いるまのせいだよ
いるまなら期待していいんじゃないかと思っちゃうんだ
いいのかな…?
俺と付き合ったらいるまも不幸になっちゃう
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
期待することが
怖いっ…
俺はLANの腕を引っ張って自分の元に抱き寄せた
🎼🌸
🎼📢
🎼🌸
LANは驚いたような声で俺の名前を呼んだ
🎼📢
🎼📢
🎼📢
🎼📢
🎼🌸
🎼📢
🎼📢
🎼🌸
🎼🌸
お母さん
🎼🌸
お母さん
🎼🌸
いつも穏やかで優しいママ。いつもはこんなんじゃないのに…
もしかして怒ってる…?
🎼🌸
お母さん
え…?なんで?もしかして、いるまとキスしてるとこ見られた…?
🎼🌸
お母さん
っ、もうバレてたなら、嘘つけないじゃん
🎼🌸
これまでいるまと過ごしてきてなんとなく自分の気持ちには気づいてた
お母さん
お母さん
お母さん
🎼🌸
お母さん
🎼🌸
お母さん
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
お母さん
お母さん
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
お母さん
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
お母さん
お母さん
お母さん
ガチャ
🎼🌸
俺は泣き疲れて寝てしまっていたらしい
そして何故か起きたら地下室のような所にいた
🎼🌸
鍵が閉められているのか扉は開かなかった
🎼🌸
どうやら俺は閉じ込められて閉まったようだ
🎼🌸
🎼🌸
🎼🌸
LANはあの日以来夜桜の木の下に来なくなった
許可もなくキスをしたから嫌われてしまったのかもしれない
🎼📢
いくらLANへの好きが溢れたからと言って
いきなりキスをするのはよくなかっただろう
🎼📢
あんなことしなかったら
今もまたLANと笑いあって居られたのかもしれないのに
自分で幸せを壊してしまった。
こんな自分に嫌気がさす
🎼📢
今更後悔しても、もう遅い
🎼📢
🎼📢
🎼📢
🎼📢
それから俺は一軒一軒見て回った
でも、どの家も「そんな人はいない」と言った
🎼📢
家は全部回ったはずなのにLANはどこにも居ない
こんなこと有り得るか…?
🎼📢
俺とLANが会わないようにされてる…?
🎼📢
でも、有り得るかもしれない
もし、誰かが俺がLANにキスをしているところを見たとして
俺からLANを守ろうとしているのならば
十分に有り得る
だって、この世界は男同士の恋愛をあまりよく思っていないのだから
🎼📢
🎼📢
俺がしなけりゃ良かった事をして自分で幸せを壊した
自業自得だ
俺が泣くのはおかしいのは分かってる。
でも、
🎼📢
こんな時に限って涙が出てきて止まらない
いつもは涙なんか出ないのに
🎼📢
あれからどれくらい経っただろう
俺がいつもいるまに会いに行く夜は出してもらえないけど、
それ以外のときなら外にだしてもらえる
お昼に桜の木の下に行ってもいるまは居なかった
🎼🌸
きっとお母さんは俺をいるまから守ろうとしているんだと思う。
もし、いるまと付き合ってそれがバレて
虐められないように
お母さんは俺に女の子と付き合う事を望んでる
でも、いるま以上に素敵な人がいるとは到底思えなかった
🎼🌸
🎼🌸
正直いるまと出会ったあの日
踊りが終わったら俺は自○しようとしてた
誰も見てくれない、それが俺にはとてつもなく辛かった
だって、踊り子は見てもらえなきゃ意味が無いでしょ?
でも、いるまと出会って生きようって思えた
なのにもういるまに会えないんじゃ生きてる意味ないじゃん
🎼🌸
🎼🌸
窓から光が差すこの部屋で
俺は自ら命を絶った
あれから何十年も経った
LANをずっと探し続けていたが、
年齢を重ね、俺はもう体が自由に動けなくなってしまった
せめてもと、最期の日俺はあの夜桜の木の下へ来た
🎼📢
🎼📢
目をつぶるとLANとの日々が昨日のように蘇ってくる
LANとの楽しい日々を刻んだ夜桜の木の下で
俺は人生の幕を閉じた
ハッピーエンドが好きな人は 続けて次もお読みください
コメント
1件
ちょっと🎼🌸くんをいじめてる奴〇してくる💢💢