時計の針がお昼の時間を指していたので、家を出た。
大学は家のすぐそこで徒歩5分程度で着く。
大好きなツナマヨおにぎりを食べながら道を歩いた。
早いめに家出て良かったぁ。
外は暖かい太陽とふわりと吹く風が気持ちいい。
こんなに天気いいなら昼寝したいな。あ、早く行けば窓際の席とれるかな。
ボーッと空を眺めながら歩いていると、スマホのバイブが鳴った。
ポケットからスマホを取り出してメッセージを確認する。
あ、そういえばまだだった。
僕のノートテイク誰もやりたがらないんだよな……。
まだだけどそのうち見つかるよ
そう返した。
メッセージになんだか笑ってしまう。
ホント心配しすぎ笑 僕なら大丈夫だから
棗
ふふっ
分かったって、ちゃんと見つけるから。 もう行くからメッセージ見れないよ?
そこまで心配しなくても大丈夫なのに。 なんだか少し笑ってしまう。
お母さんの心配性に呆れながら学校に入った。