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しんぺい神

はい、じゃあねー

治療を終え、部屋に帰る為に

長い廊下を歩く

部屋の少し前まで来ると

自分の部屋から出てくる萌愛を見つける

伊織

…?

なんとなく予想はつく

陰湿な嫌がらせ的な感じだろう

どうせ資料とか、

ガチャッ

伊織

あぁ、大正解しちゃった

そこには今まで溜めていたであろう

萌愛の山の様な資料が置いてある

……やっぱ苦手だ

人任せは

伊織

……さっさと終わらせるか、

静寂が流れる部屋の中

ペンの走る音だけが響く

伊織

ッし、

真っ白だった資料が文字で埋め尽くされている

伊織

資料終わりっと、

ザザッ

伊織

『あ、もしもし、とんち〜?』

トントン

『どした?』

伊織

『ちょ、資料終わったから貰いに来てくんね?』

伊織

『一人で運ぶにはちょっと多いからさ』

トントン

『は?伊織の資料は終わっとったやろ?』

伊織

『いや、多分萌愛の分』

トントン

『萌愛の?』

トントン

『まぁ、ええわ。受け取りに行くから待っててな』

コンコンコンッ

開けてええかー?

伊織

ええよ

ガチャッ

トントン

受け取り来たで

伊織

あい、これ

トントン

……多いな

トントン

よいしょッ、

トントンは資料の山を一人で全て持つ

伊織

ぇ、持てるん?

トントン

伊織が小さいだけや

伊織

は、黙れ

トントン

あ、そうや。

トントン

兄さんが呼んどったから後で行き

伊織

りょ。

トントン

じゃな

バタンッ

扉が閉まる音が響く

部屋の中にはまた静寂が帰ってくる

暫くして伊織も立ち上がる

コツコツと足音を響かせ、部屋の外へ向かう

コンコンコンコンコンコンコンコンコンコンコン

兄さん

ぇ、ちょ、うるさ

兄さん

あぁ、伊織か

兄さん

どうした?

伊織

いや、とんちが、
兄さん呼んでるから行ってこいって言われて

兄さん

あ、その事ね。

兄さん

伊織の部屋の前、萌愛がウロウロしてたけど
なんかあった?

伊織

いや、別になんも

無意識に「なんでもない」という言葉が口から出る

兄さん

…?そう?なら良いんだけど、

伊織

心配せんといて

兄さん

……まぁ…、伊織が言うなら、

兄さん

来てくれてありがと。戻っていいよ

伊織

ん、じゃな!

ニコッと笑い去っていく

兄さん

…………、

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コメント

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どの作品も大好きで楽しみに見てます 体調に気をつけて頑張ってください 応援してます 続きを楽しみに待っています

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