凛蘭side
○○が飛び降りようとしている。 この事に気づいたのは、いつもマイペースな○○が早歩きで屋上に行くのを見つけたから。
凛蘭
私は最悪の事態を想定しつつ、○○の後を付けた。
途中、千冬とも合流した。
屋上へ入ろうとした時、歌声が聞こえた。昔から聞いてきたあの優しい音が
如月○○
如月○○
如月○○
如月○○
如月○○
如月○○
如月○○
如月○○
主ィィィィ
私が歌に夢中になっていると 千冬が突然屋上の扉を行き良いよく開けた
千冬
如月○○
凛蘭
如月○○
○○は屋上の柵を超え、飛び降りようとしていた。○○の目に生気はなかった。
マイキー
三ツ谷
如月○○
如月○○
ドラケン
如月○○
場地
如月○○
如月○○side
私の家族は、殺された。 見ず知らずの人に、、、
その日、私は家にいなかった。 家へ帰ると、立ち入り禁止のテープが貼られ、中から青いブルーシートで覆われた何かが出てくる。
如月○○
私は警察官に尋ねる。 帰ってきた返答はこの家の家族が殺された。
たったそれだけだった
家族を奪われた憎しみを抱えながら 今までずっと生きてきた。
如月○○
如月○○
如月○○
如月○○
そう言い放ち、私は飛び降りた。
でも、飛び降りる寸前、誰かの手が伸びてきた。
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
凛蘭は今までにない表情で言ってきた。
凛蘭
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
気付くとわたしの目から、大量の涙が出てきた。
三ツ谷
マイキー
三ツ谷
三ツ谷
マイキー
ブリ子
モブ子
ブリ子
マイキー
ブリ子
ドラケン
ブリ子
ドラケン
三ツ谷
如月○○
そう言って私の手を掴むドラケンと三ツ矢。後から場地と千冬も来てくれて、私は持ち上げられた。
凛蘭
凛蘭はそう言うと、私を抱きしめてくれた。
凛蘭
如月○○
凛蘭
私は今まで我慢していた分、沢山泣いた
三ツ谷
ドラケン
千冬
場地
如月○○
凛蘭
マイキー
マイキー
如月○○
マイキー
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
如月○○
私はいじめっ子の方へ行く
如月○○
ブリ子
如月○○
如月○○
私はバットを持ってくる
如月○○
モブ子
如月○○
凛蘭
如月○○
くそ子
モブ子
如月○○
如月○○
ブリ子
如月○○
ブリ子
ブリ子
如月○○
如月○○
ブリ子
如月○○
如月○○
凛蘭
如月○○
マイキー
如月○○
如月○○
マイキー
如月○○
三ツ谷
千冬
ドラケン
場地
如月○○
如月○○
ブリ子
如月○○
ブリ子
如月○○
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
ブリ子
如月○○
ブリ子
マイキー
如月○○
如月○○
ブリ子
如月○○
如月○○
如月○○
如月○○
凛蘭
如月○○
如月○○
ブリ子
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
マイキー
如月○○
凛蘭
如月○○
そう言って私は屋上を後にした。
あんなに沢山のやつに止められたら 氏にたくても氏ねない、、、
如月○○
私の人生クソなんだよ 生きててもたいしていい事ないし
如月○○
家に着いた
如月○○
私は唯一片していなかった自室へ行き、 特服を取り出す。
如月○○
この間の抗争で相手に思いっきり切られてしまった。 まぁ切った相手ボコしたからいいけど
如月○○
私は物置を漁り、ミシンを取る。
如月○○
正直忘れてる
如月○○
10分後 苦戦しながらもミシンのセットが 終わった。
如月○○
黒の糸をセットし、縫い始める。
30分後
如月○○
不器用なりに頑張ったと思う。
如月○○
私は特服に着替え、家を出る。
如月○○
バイクの鍵を取りに家に入る。
如月○○
どこに置いたか忘れてしまった。
如月○○
鍵を見つけたので今度こそ外に出る。
主ィィィィ
大好きなハーレーに股がり 抗争場所へと向かう。
凛蘭
ブォォォーン
凛蘭
那落
如月○○
那落
如月○○
昨日本当は決起集会をする予定だったが 私がすっぽかしてしまったので いつもの集合時間30分前に集合してもらった。
如月○○
如月○○
那落
いやーいい子達やな本当
如月○○
那落
凛蘭
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
如月○○
人数差は約200人 まぁいけるやろ
如月○○
那落
如月○○
凛蘭
私は側転をする
如月○○
凛蘭
ブォォォーン
如月○○
如月○○
那落
鬼灯
零奈
如月○○
凛蘭
如月○○
零奈
凛蘭
零奈
如月○○
凛蘭
如月○○
那落
如月○○
那落
主ィィィィ
イザナ
鶴蝶
イザナ
イザナ
ココ
イヌピー
主ィィィィ
しばらくして抗争が 始まった。
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
如月○○
後ろを振り向こうとした時、 急に蹴りが飛んできた。
如月○○
間一髪で避けたが 避けてかかったら骨が逝ってたと思う。
如月○○
零奈
如月○○
零奈
如月○○
主ィィィィ
あれからずっと戦っていたが 遂に零奈が倒れた。
如月○○
鬼灯
鬼灯
凛蘭
如月○○
マイキー
半間
那落
如月○○
零奈を持ち上げ鬼灯の副総長にあげる。
神奈
如月○○
鬼灯が負けを認め、去っていった。
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
如月○○
凛蘭
如月○○
マイキー
三ツ谷
場地
マイキー
ドラケン
しばらくすると那落意外 帰って行った。
如月○○
那落
如月○○
如月○○
みんなぞろぞろ帰って行く。
凛蘭
如月○○
凛蘭
凛蘭が帰って行く。
如月○○
主ィィィィ
如月○○
着いたのは墓地だ。
家族の墓参りに来た。
如月○○
墓の前に着く。
花を変え、水をまき、供え物を 置く。
如月○○
元々兄貴が不良だった。 正直微塵も興味がなかったが、 家族が死んでからはこうして総長にまで なっている。
兄貴は、、、黒龍の 創設メンバーだ。
両親は家で強盗に殺され、 兄貴は通り魔から女の子を守って死んだ
結局、人間がこの世で1番 恐ろしいんだ。 自然災害や病なんかよりもずっと
如月○○
家族を殺した強盗と通り魔は まだ未成年だった。
10年以上少年院に入る事になった。 それだけで罪が許される。 そんなことがあっていいのか?
如月○○
??
如月○○
上を見上げると知ってる顔の 奴がいた。
若狭
如月○○
如月○○
若狭
如月○○
若狭
主ィィィィ
若狭は兄貴の大好きだったみかんを お供えした。
如月○○
若狭
葬式の時、来てくれたのは 兄貴の友人だけだった。
親戚とは訳ありでだいぶ前に 決別しているからだ。
最初は若狭達だけだと思った。 あの日が1番泣いたかもしれない。
主ィィィィ
ゾロゾロ
如月○○
兄貴の葬式、、、 若狭達だけだと思ったのに、、、
100人間近くいるんだけど、、、
如月○○
両親は少し前に他界し、 葬式の手配を1からした私。
そんなに人が来ないと思い、椅子を 10個しか用意していなかった。
如月○○
若狭
如月○○
明司武臣
如月○○
その後、慶三や真一郎、その他 葬式に来てくれた人達が椅子を出すのを 手伝ってくれた為、早く終わった。
如月○○
若狭
如月○○
若狭
如月○○
如月○○
兄貴が一人暮らしを初めてから 1回も会っていない。
両親の死が受け入れられず、 葬式に出なかったからだ
私がもっと電話してれば良かった 私がもっと家に行ってあげれば良かった そんな後悔が兄貴を失ってから 登ってくる。
如月○○
私は兄貴が入った棺桶の 前で泣き崩れた。
葬式が終わり、ひと段落していると 若狭が来た。
如月○○
若狭
そう言って渡されたのは、 蝶の形をしたピアスだった。
如月○○
若狭
如月○○
女心を全く知らなかった兄貴が 私の為にピアスを選んでくれて、 若狭に誕生日プレゼントとして代わりに 渡しといてくれと言われたらしい。
次の日誕生日だった私は、 涙が止まらなかった。
そんな私を、若狭を初め 真一郎や武臣、慶三らが 抱きしめてくれた。
若狭
荒師慶三
真一郎
明司武臣
主ィィィィ
如月○○
主ィィィィ
如月○○
若狭
如月○○
私は墓地を後にした。
主ィィィィ
主ィィィィ
主ィィィィ
主ィィィィ
如月○○
主ィィィィ
如月○○
主ィィィィ
零奈
零奈
神奈
神奈
主ィィィィ
如月○○
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