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JIMIN
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JIMIN
JIMIN
そっか…、 やっぱり別れた方が…いいんだ…。
なんて、 別れた方がいいなんて自分で知ってたくせに、 いざちゃんと言われると何故か傷つくものだ。
明日、 ちゃんと別れを言おう。
……いや、 今、 連絡で別れを告げよう。
その方が、 僕が傷つかずにすむから。
相手の顔を見て緊張しなくてもいいし、 今ならすごく酔ってるから、 勢いで言えそうだし…。
そう思った瞬間、 僕はポケットに入れていたスマホを取り出して、 ジョングガのトークを開く。
そして、 僕はなんの迷いもなく、 『別れよう』 そう打って相手に送信した。
JIMIN
V
JIMIN
ジミナはそう返事すると、 僕の頭をひとなでして布団にもぐっていってしまった。
…慰めてくれたんだろうか。
僕はそう思うようにして、 ジョングガからの返事を待ってみる。
すると、 2分くらいがたった時、 既読がついたことに気づいた僕。
…既読…
…返事なんてくるかな?
『いいですよ、別れましょう』 とか、 『僕も言いたかったのでちょうどいいです、別れましょう』 とかかな?笑
他にも別の返事を思いついても、 全ては『別れましょう』が誤字についていた。
根拠はないけど、 きっと、 いや、 絶対、 別れるって返事は来るだろう。
だって、 僕よりあの女の人が好きなんだから。
なんて、 それもなんの根拠もない。
…あ、返事帰ってきた…
『どうも初めまして、グクくんとお付き合いしてるあいなです。 ぜひ、私とグクくんのために別れましょう、 私が許可します。 それとグクくんはあなたのことちっとも好きじゃないらしいですので、 早くこの家からも出ていって姿を現さないでください。 もう返事もしなくて結構ですのでこのグクくんの連絡も消してください。 どうかお願いします』
……え?
長文送られたきた、 そのあいなって言う人からの返事。
その返事を最後まで読んでから一瞬、 酔いが覚めたきがして、 僕は戸惑いと、 ショックで返事をすることができなかった。
…あ…、 返事…しなきゃ…。
でも…返事しなくていいって…
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そう言ってジョングガの連絡を消そうとした次の瞬間、 また長文の文字が送られてきた。
『ちなみに、 あなたに言う必要ないかもしれませんが一応言っておきます。私のお腹に赤ちゃんがいます。 そして今日、 また私グクくんに種付けされたんです♡ これくらい私たちはラブラブなんです。 だから絶対グクくんの前には現れないでくださいね』
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…たねづけ…?
…え、行為した…の…?
…それに…子供…?
そういえば…、 ジョングガ子供好きだもんね…。
男である僕とやっても…、 種付けしても…、 作れない子…。
浮気した理由、 その時の僕はわかる気がした。
僕は男だから子供を産んであげる事は出来ない、 でも…、 女の人であるあいなさんならば…、 いくらでもできるんだ…。
そっか…、 ジョングガに子供できたんだ…。
なら…、 この幸せ壊しちゃいけないから、 僕がジョングガの目の前から消えなきゃ…。
僕はそう思い、 ジョングガの連絡を一思いに…
消した
コメント
16件
ちょっ。グクちゃんなにテヒョンちゃん置いてってるのよぉー ダメでしょ。こら! あいなさん、んちょ!ちょ!グクちゃんに子供?! あらま、展開が早いこと…ヲヲ
続きが気になる!
続きが早く見たいいいですぅううう