そして2週間後 私は退院して学校に復学していた
Ωの生徒
ユウ
ユウ
ユウ
Ωの生徒
ユウ
Ωの生徒
Ωの生徒
Ωの生徒
Ωの生徒
ユウ
ユウ
ユウ
Ωの生徒
ユウ
Ωの生徒
ユウ
ガチャッ
Ω専用の寮に行こうとした矢先
お兄様から連絡があって生徒会室に呼び出された
ユウ
ヨル
ヨル
ユウ
ヨル
ヨル
ユウ
「いつも」毎年1回注射をする日がある お兄様はビタミン剤と言っているがあれを打つと毎回自分の中で何かが変わる感覚がして気持ち悪くなる
ユウ
ヨル
ヨル
ユウ
ヨル
ヨル
ユウ
チャット
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
ヨル
ユウ
ナナ
タオルを噛み締めながら必死に自分を慰めているとチャットが鳴ってタブレットを開く
ナナ
内容を読んで下腹部がキュンっとなる
ナナ
ナナ
顔を想像しただけでも軽く達してしまう
ナナ
ナナ
ナナ
息を切らして濡れたタオルを触って倒れ込んだ
ナナ
カチ、カチ
ヨル
ユウ
目をギュッと瞑って震えているユウの血管を撫でて針を当てる
ヨル
プス
ヨル
ヨル
ユウ
ヨル
ユウ
ガラガラガラ
部屋を出ていったユウを見送ってモニターを見る
ヨル
ヨル
ヨル
ヨル
ユウは元々βだ
その上身体も弱くて危険な状態だった所を、父さんと俺とで生体コードを組替える手術をしてαに書き換えた
今定期的に打ってるのは最終段階
αになる為の遺伝子コードを打ち込んでいる
ヨル
ヨル
モニターの遺伝子コードを見て笑みを浮かべる
ヨル
ベッドの上でうずくまっていつものあの感覚に耐える
ユウ
ユウ
ドクッドクッドクッ
自分の何かが変化して自分じゃ無くなるような感覚
ユウ
ユウ
脳みそから足の指先までがグチャッとされるように皮膚が動いてしばらくすると治まった
ユウ
ユウ
ユウ
体を見ると少し成長してるように見えた
ガッシリと、しかも心做しか内蔵の痛みもあまり無いし、呼吸がキツくない
ユウ