/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
長い長い月日が経った。
もうこんな生活も慣れたもんだ
○○
ねぇ~？サーシャ~
🎲
あ？
○○
何時まで此処に居るの？
🎲
分かんねぇけど？
○○
え~ずっと此処にいるじゃん
○○
森とかじゃなくてさ~なんかこう、街に出たいとか思わないの？
🎲
無理だよ
🎲
大体俺は人間じゃないし、俺が街に行ったって追い返させるだけ。
🎲
また銃を持った連中が襲ってくるぞ？、笑
○○
ん~、まぁそうだけど...
森の奥底でたまたま見つけた洞窟を拠点に過ごしている
此処は誰にも見つからないし静かだ。
唯一聞こえるのは鳥の囀り、葉擦れ音だけ
○○はそこら辺で採った木の実とか食べて
俺は○○に隠れて動物を狩ってそれで何とか暮らしている
動物を狩って喰ってるとか言ったら五月蝿そうだから
○○
ねぇサーシャ~
🎲
ん
○○
サーシャって吸血鬼じゃん？
🎲
そーだけど？
○○
吸血鬼は寿命が長いんでしょ？
🎲
まぁ、百年は余裕
○○
...そっか
○○
じゃあ私サーシャより先に死んじゃうんだ、、笑
🎲
.......、
その通りだ
人間は百年でギリギリ だけど俺ら吸血鬼は余裕
いくら神に祈っても独りになる
今までもそうだ。 いくら俺が愛を注いだって、全部無駄だったんだよ
いつかコイツも死ぬ、俺の目の前で＿
○○
よしっ！今から街に出よ！
🎲
......は、？
🎲
俺の言った言葉忘れたか？
○○
忘れてないよ~？
○○
だけどまぁ、気分転換的な？
○○
ほらっ！行くよ！
🎲
馬鹿かよ...
🎲
俺こんな見た目だぞ？
人間らしい見た目してないぞ？
人間らしい見た目してないぞ？
○○
サーシャ人間みたいな見た目になれるでしょ？
🎲
できなくはない
○○
じゃあそれで行けばいいじゃん！
🎲
はぁ、
まぁ、今は未来の事は考えないで何となく日々を過ごしてたらいっか、
すぐに終わりが来る訳じゃないから
きっと
Ｎｅｘｔ＿♡200
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
