この作品はいかがでしたか?
906
この作品はいかがでしたか?
906
コメント
5件
星奈 星さんが書く物語は最高のしかありませんね!
最高だ~…死にたくない、か、まぁそうだよね…
たっつん
じゃぱぱ
そう言ってじゃぱぱは紙を渡してきた。
紙には色んな願いが書いてある。
「星空を見たい」、「たっつんと病気の事なんか忘れて楽しく喋りたい」
「桜が満開の日にたっつんとお花見に行きたい」
「花火大会に行きたい」
他にも色々書いてあった。
たっつん
俺は小さな文字で書いてある願いに目を移動させた。
「まだタヒにたくない」
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
~
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱは苦しい顔を一瞬見せ、笑顔になった。
きっと1人になるのが嫌なんだろうな。
「孤独」
誰でも嫌いだよ。こんな言葉。
たっつん
10年に1度の星空。
俺はまだ何回も見れるだろうけど、じゃぱぱはこれで終わり。
だからこそ一生忘れない思い出にしてみせる。
たっつん
たっつん
病気のせいでじゃぱぱの素の顔が見れなくなった。
ちょっと前までは、あれだけ元気だったのに。
「たっつん!!おはよ!!」
「次移動教室だから一緒に行こ?ニコッ」
「お昼ご飯屋上で一緒に食べよ!」
脳内で色んな思い出が再生される。
たっつん
~
ピピピッピピピッ
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
「たっつん!今日の星空一緒に見よ!」
「絶対ね!」
たっつん
また幻聴が聞こえてくる。
じゃぱぱの事考えすぎなんだろうな。
たっつん
クラスメイト
たっつん
たっつん
先生
~
たっつん
たっつん
~
先生
たっつん
ゆあん
たっつん
たっつん
ゆあん
ゆあん
たっつん
ここで断っておけば良かった。
断っていたらあんな事にはならなかったのに。
たっつん
ゆあん
たっつん
ゆあん
たっつん
ゆあん
~
ゆあん
ゆあん
たっつん
たっつん
ゆあん
たっつん
ゆあん
たっつん
たっつん
俺が上を見上げると空は星でいっぱいだった。
たっつん
たっつん
たっつん
俺はじゃぱぱに電話をかけた。
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
たっつん
じゃぱぱ
じゃぱぱ
じゃぱぱは不安そうな声で問いかけた。
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
じゃぱぱ
たっつん
まだ見れる。
10年後も絶対見れる。
絶対....見れるよ...
NEXT⇒♡700
次回...思い出の向日葵