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キーンコーンカーンコーン……
安藤 咲真
四限目も終わり、昼飯の時間。俺は財布を手にし、売店へ向かう。
安藤 咲真
安藤 咲真
安藤 咲真
売店で無事、焼きそばパンを買い、屋上の扉を開ける。
安藤 咲真
安藤 咲真
そんな感じで辺りを見回すと……
安藤 咲真
安藤 咲真
そっと近付くと、 知らない女子だった。
長い髪を靡かせ靴を脱ぐ。
そして、フェンスに足を掛けて、よじ登る。
安藤 咲真
新島 美穂
思わず声を漏らすと、彼女が振り向く。
安藤 咲真
彼女の姿には誰もが見とれてしまう程、綺麗な姿だった。
安藤 咲真
安藤 咲真
安藤 咲真
俺は慌てながら、彼女の腕を掴む。
安藤 咲真
彼女の腕はやけに細く、大事にしないと、壊れてしまいそうだ。
新島 美穂
新島 美穂
腕を掴まれた彼女はジタバタと、 暴れてフェンスから落ちる。
安藤 咲真
腕を掴んでいたため、ギリギリセーフ。
安藤 咲真
安藤 咲真
安藤 咲真
安藤 咲真
新島 美穂
新島 美穂
新島 美穂
彼女の大きな瞳からは大粒の涙が、 零れ落ちる。
安藤 咲真
安藤 咲真
俺は彼女を引っ張りあげる。
安藤 咲真
彼女を抱き上げ、地面に足を着かせる。
その時だった。
安藤 咲真
彼女を、引き上げるために 前のめりになっていたため、 フェンスからするりと体が抜け落ちる。
新島 美穂
安藤 咲真
落ちる感覚は遅く、ボーッとした感じだった。
そして、
なんであの人は、
俺の名前を知ってるんだ?
コメント
3件
やっと見つけた〜ツーちゃん
読んでいただきありがとうございます。
おもしろ!ꉂ(ˊᗜˋ*)