○○
仕事とかもうどうでもいい
柊
○、○○!
マイキー
(なんだ、急に雰囲気が……)
○○
相手には不慮の事故とでも言えばいいだけだろ
○○
なら、今ここで殺してやる
朔
○、○さん…?
柊
○○、駄目だ!
朔
聞こえて、ない?
○○
ガッカリしたよ
○○
楽しめるって、少しは期待してたんだけどなぁ
マイキー
お前が勝手に期待しただけだろ
○○
あぁ、その目だ……
俺を敵として見てるその目
俺を敵として見てるその目
○○
なのに、本気で相手をしない
………してくれない
………してくれない
○○
ならもう、いっそこのままここで
柊
やめろ!
朔
柊さん、説明してくれ
柊
さっき○○が持ってた、飲んでた薬見えたか?
朔
何か飲んでるのだけは
柊
あれは簡単に言えばドラッグだ
朔
なっ!
柊
だけど、効果を考えると○○には飲ませちゃ駄目なんだ
朔
効果…?
朔
それは一体どんな……
柊
あれを服用すると、一時的に痛覚を麻痺させることが出来るんだ
朔
それなら全然問題ないんじゃ……
柊
でもその副作用で、負の感情がかなり高まってしまう……
朔
え、つまり今の○○さんは……
柊
リミッターが完全に……
《 外れている 》
○○
あぁ、丁度いい
○○
まだこれ、ほぼ使ってないんだ
カチャカチャッシュッ(警棒)
マイキー
そんなので脅してるつもりか?
○○
『どうせ出しただけ』
マイキー
は?
○○
『使わないんだろうな』
○○
『やれないだろ』
○○
そんな言葉でも吐くつもりか?
マイキー
そんなもん無くても、お前なら俺を倒すのも余裕だろ
○○
確かに、そうだな
○○
でも今回は前回までとは違う
○○
確実に、ここで、仕留める
柊
(やばい、このままじゃ…!)
朔
俺、止めてきます
柊
いや、かなうわけが…!
柊
相手はリミッターが外れた状態の○○だぞ!?
朔
俺だって外れてんだよ
朔
それに、今止めないとやばいだろ
柊
……っ!
柊
仕方ない、俺も行く
柊
ただ、お互い色々と覚悟していくぞ