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千夏
千夏
千夏
千夏
千夏
千夏
千夏
いつも通り、、つうか、
いつもの日常がパッと消えてしまった。
ないこが死んじまったからや。
あいつらなら、、いや、あいつならいつかは自殺しようとするんじゃねぇかと思とった。
でも俺にはそれを止める資格がない。
それこそ初兎やったり、りうらなら言う権利は あると思う。
あいつらは複雑な家庭で育っとるし、、 発言権はある。
やけど俺はどうや?
いたって普通の家庭で、なにか変化が あって変わってしまったわけではない。
そんな俺に発言することが許されるんか、?
もしできたとして ちゃんとないこに寄り添えるんか、?
そんなことばっかり考えとって、 アホやった。
なにかしら行動しとけば、 未来は変わったのかもしれへんのに。
ないこを引き取ろうとしたのにも、 いたって特別な理由があったわけではない。
ただ、ちょっとした父性が沸いただけ。
ないこに寄り添いたいと、そう思っただけ。
それでないこの心の支えになれていたのか、 と聞かれると黙り込んでしまうだろう。
好きやったよ、初兎。
いつもヘラヘラしとるけど、 なんかかっこよくて。
なにかと相談相手になってくれて。
でも初兎は思考が読めへんかった。
不気味さもあったけど、 表向きの仮面でも良いから話を聞いてほしかった。
そんな初兎も、今はどこにおるかわからへん。
どこから狂ってもうたんやろうな。
なぁ、ないこ。
コメント
5件
うえ……(泣)
まじで尊敬です...ちょっと小説の書き方講座してくれませんかね(((
あ……普通に尊敬する書き方だぁ…