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あのね、

僕。

学校に行ってみたいんだ。

お母さん

え、!?

ちょっと、!

それ、

本気で言ってるの?!

、…

ぅ、うん。…

お母さん

それは、なんで、?

僕ね、

あの事があってから

男の人は全員あんな人なのかと思ってた。

でも、

違う。

優しい人もいるんだなって思って。

少し、

男の人に対しても

怖い気持ちがほんの少し。

ほんの少しだけどなくなったんだ。

だから、

もしかしたらいけるかな〜って思ってさ。

お母さん

甘い考えなのは分かる。

でも、

世の中にはいい人もいるんだって。

知りたい。

少しでも好きになりたい。

だから、

お願い。

お母さん

、…

お母さん

分かったわ。

え、、お母さん、??

いいの、?

お母さん

うん。、

お母さん

あなたもできるだけ青のことをサポートしてくれる、?

分かった。

~次の日~

お母さん

青〜?

ん〜っ…

お母さん

今日学校いくんじゃないの〜?

、!!!

そ〜だった…

お母さん

はい、制服。

、…

ありがとう。…

久しぶりに着るかも。

制服。

お母さん

制服姿見たのは何年ぶりかしらね〜。

、そ〜だね。…

お母さん

あ、朝はお姉ちゃんと一緒に行ってもらうからね。

うんっ。

おはよ〜。

おはよ〜!

わぁ〜!!!

可愛い〜〜〜!!!

、笑

ありがと、笑

お父さん

え、青…

お父さん

なんで、?

っ…

すぅぅぅぅっ…

はぁぁぁぁっ…

ぼ、僕、

前に進むことにした。

お父さん

っ、!!!

お父さん

そうかっ、

うんっ、!

んんっ…

おはよっ。

って、…

え、?

青、…?

うんっ…

僕は克服するんだ。

あのトラウマも乗り越える

最強の男になってやるんだ。

桃兄。

、!!!

っ、!

おうっ、

頑張れよ、!

ありがとっ。

お母さん

ひ、久しぶりにっ、 ぽろっ、…

お母さん

家族全員集まったわっ…

お父さん

そ〜だなっ…

そこから僕たちは食卓を囲み、

ぎすぎすした空気はなく、

わいわいと話すことが出来た。

じゃ、じゃあっ…

そろそろ行ってくる、…

大丈夫!

お姉ちゃんもお兄ちゃんもいるんだから!

そ〜だ!

、っ笑

うんっ、!

行ってきます!!

行ってきま〜す!!

行ってくる〜!

お母さん

行ってらっしゃい!

お父さん

頑張れ!青!

うんっ!

こうして僕は、

学校に行くことにした。

乗りこえた先の景色___。

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