はち
お母さんが…
はち
はち
空 を 飛 ん だ 。
はち
はち
はち
なんで…
これは、1年前の話_。
はち
はち
2時間後
はち
はち
はち
お母さん
ドアの外から聞こえる。
はち
お父さん
お母さん
なんで…?
お父さん
お母さん
教育失敗よ!!!!
はち
はち
バンッ
はち
ロボットじゃない!お友達を作ってるの!!!
お母さん
お父さん
部屋に戻ってくれないか…?
はち
バタンッ…
はち
はち
ロボットを起動する。
はち
輪廻
輪廻
はち
相談に乗ってくれないかな…?
輪廻
さっきの事を話した。
りんねは優しい言葉をかけてくれた。
…やっぱり、友達がいるっていいな。 辛いことなんか全部忘れちゃう。
はち
はち
輪廻
ほら、1人友達がいるだけでこんなにも嬉しい気持ちになれる。
はち
輪廻
ドアをゆっくり開ける。
はち
バンッ!
あまりの衝撃で勢い良く開けてしまった。
はち
ドアの前には
キズだらけのお母さんがいた。
お母さん
はち
お母さん
お母さんが向こうへと歩いて行く。
はち
…それから何も聞けずに1年がたった。
なんで。 なんでよ。 お母さんは悪くない。 私がおかしかった。
はち
はち
輪廻
お母さんがいなくなってから 精神を保つためにりんねにいっぱい話しかけた。
気づけば何ヶ月もたっていた。 学校もずっと休んで、りんねと2人で話していた。
そこで、1冊の本を見つけた。
はち
はち
日記を開いた
はち
そのとき、私は全てを知った。
お父さんが 「君があんなことを言ったせいで普通の子じゃなくなったじゃないか」 とお母さんに暴力を振るっていたこと そして、毎日毎日お母さんは 自殺を試みていたこと
はち
私ずっとりんねと話してて更におかしくなってたのか…
お父さん
はち
お父さん
お父さん
はち
はち
私には不幸なことしか訪れないの…?
お父さん
はち
はち
バタン…
はち
輪廻
はち
輪廻
はち
輪廻
はち
輪廻
はち
ごめんね、 私もりんねとお別れなんてしたくなかった。
本当に…
はち
はち