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本部内の自動販売機前にある、 小さな休憩スペース
隊員たちはあまり使用していないが、冴はこの静かなスペースが好きだった
冴
椅子に凛を座らせ、 もう一度同じことを問いかける
外に出たという脱力感からか、 凛の目からはもう既に大量の涙が溢れていた
凛
冴
優しく背中を摩って凛が言葉を紡ぐのを待つ冴
冴が見せる優しい一面も、 「青い監獄」メンバーは大好きだった
凛も含めて
凛
安心するのだ
兄の優しさは
凛
凛は任務の全てのことを話した
みんなには言わないという条件付きで
冴
冴
冴
それは別にお前のせいでは無い
凛
冴
冴
お前だって死んでたかもしれないんだ
凛
冴
凛
冴
冴
冴
凛
冴
冴
冴
冴
静かに、それでも大きく 凛は頷いた
心が軽くなったようだった