本人様には関係はございません 似ている作品があるとしても真似はしておりません 苦手な方はスルーしましょう
僕は今日彼に伝える為に屋上に行きます。
夏が始まったかのような真っ青な青に綺麗な白色の雲がゆらゆらと動く
扉を開けると同時に暖かな風が吹き
彼の綺麗な真っ白な髪がさらさらと揺れる。
狐 ↝
…
ゆっくり彼に近づく
狐 ↝
初 兎 ち ゃ ん
名前を呼ぶとびくっと肩を跳ねさせこちらに振り返る
兎 ↝
び っ く り し た や ん 、 … ( 笑
狐 ↝
へ へ 、 ( 笑
彼がこちらに近ずき
そっと頬を触る
狐 ↝
ん ふ 、 冷 た い 、 ( 笑
兎 ↝
気 持 ち え え や ろ ? ( 笑
狐 ↝
う ん … す ご く ね 、 ( 笑
彼の手をどかし少し後に下がる
狐 ↝
初 兎 ち ゃ ん
兎 ↝
ん ?
彼に今までにないくらいの思いを込め
伝える
狐 ↝
好 き で す 。
狐 ↝
… 僕 の 、 遠 泳 の 恋 人 に な っ て く だ さ い っ 、
兎 ↝
…
冷や汗を出しながら彼の返事を待つ
兎 ↝
は い __ 。
狐 ↝
え 、
僕は驚く
兎 ↝
え え よ 、 俺 と 永 遠 の 恋 人 に な ろ ー や ( 微笑
狐 ↝
っ 、 い い の 、 ?
再度確認をする
兎 ↝
お ん 、
狐 ↝
っ 、 じ ゃ ぁ … 手 、 っ
確認し終えた途端に手を貸してと伝える
兎 ↝
ん 、
そして彼は寂しそうな笑顔で僕に手を渡す
狐 ↝
、 僕 幸 せ 者 だ な ぁ … ( 笑
兎 ↝
何 言 っ て ん の 、 ま ぁ … 俺 も 、 や で 、 ( 笑
お互いに「愛してる」と伝えた瞬間に抱き締め合い
グシャっと鈍い音が綺麗な空に響く。
きっと僕らは1番幸せな死に方をしただろう。
「 来世も君を愛すと約束する。 」