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2人で交わした甘い味

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2人で交わした甘い味

1 - 第1話 始まりはモスコーミュール

♥

142

2021年09月29日

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なおきり

うーりー

うり

んー?

なおきりからの唐突なLINE。

この人はいつも急な気がするのでそんな気にしてない。

軽く『何?』って意味を込めて送った。

なおきり

んね、今度撮影あんじゃん?

なおきり

その後どっか行こうよ

うり

え?w

うり

どこか行く宛てでもあんの?

なおきり

服買いに行きたいからうりのセンス貸して

うり

あー…なるほど

なんで俺なんだろうと思いつつ了承した。

1人でギター引くのも、絵を描くのも楽しいけど、たまにはこうやってメンバーと遊びに行くのもいいかもしれない。

少し楽しみにしつつ、撮影の日を待った。

当日の午後。

なおきり

これは?

うり

ない。

不思議なセンスの服ばかりに目が行くなおきり。

振り回されるようについて行ってありか無しか言うだけの時間が過ぎる。

うり

なんでなおきりさんそういうのばっかり持ってくんの?

毎回同じようなものばかり持ってくるなおきりに聞いた。

なおきり

ん?だってさー、

なおきり

うり、笑ってくれるかなって♪

顔は見えなかった。

だが、楽しそうな声だけで何となく分かる。

俺で遊んでるなと

うり

そろそろ普通に探そうよ

なおきり

あれ、楽しんでない?

うり

俺で遊んでんでしょー?w

なおきり

何言ってんの?
違うよ

彼のキョトンとした顔の上に?が浮いてる。

なおきり

せっかく2人で遊びに来たし、2人で楽しみたいんだよ!

なおきり

別にうりで遊ぼうとは思ってないんだけど…?

変な解釈してたのは俺か…っと反省しつつ、楽しんでるよっと意味を込めて笑って見せた。

なおきり

あ、そうだ。

なおきり

言ってなかったけど、うりともう一個行きたいところあんの。

なおきり

時間ある?

もちろん、今日の予定はもう無い。

うり

ある。どこ行くの?

なおきり

よーし、こっちこっち♪

なおきりは楽しそうに先を歩いた。

うり

……いや、何で?

行き着いたのはバーだ。

優しいクラシック音楽が流れ、ほんの少し甘い香りが漂う。

なおきり

お酒好きだって聞いたから。

なおきり

今日付き合ってくれたお礼♪

うり

ふぅーん?

うり

行きつけの場所?

なおきり

ううん、始めてきた。

突っ込みたいところを店員さんが来たので辞めて座った。

カウンターに横に並んだ。

注文を聞かれ、オススメを頼むと出てきたのは、

薄くオレンジがかった柑橘系のお酒、モスコーミュールだ。

『酒言葉は本音と建前だったかな…』

居酒屋でも出てくるお酒に口をつけて、爽やかな味を楽しんだ。

別に2人で言葉交わした訳では無かったが、なおきりは考え事をしているようにボーっとしていたのを見た。

その時俺は絶対に言わないつもりだった。

そんななおきりの横顔が綺麗だと一瞬だけ見とれたことを。

はい、どうもこんにちは。
結花様のリクエスト、なおうりの連載開始です。

うり

そういや、よくお酒のこと知ってるね?

私は未成年なので飲んだことないですが、小説で読みました。

初めて買った恋愛小説が大学生とバーメイドの恋愛だったので生かせないかなと。

うり

なるほど?

言うて知ってるのは、モスコーミュール、グラスホッパー、スクリュードライバー、ギムレットくらいですけど…

このストーリーを書くにつれて色々知識蓄えるつもりです。
使って欲しいお酒があればコメントにてお願いします。

なおきり

いつにも増して僕が自由人。

そういうキャラがやりやすいんですよ。
自分の簡単な方へと向けてるのでキャラ崩壊してたら申し訳ないです。

皆様、いつもご視聴ありがとうございます。
前回のなおゆあの最終話の反響が凄くて驚きました。
これからもよろしくお願いします

リクエストなどはまだまだ募集中です。

それではまたどこかで

おつぴちー。

2人で交わした甘い味

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142

コメント

7

ユーザー

ゆあえとがいい!!!!!!

ユーザー

もふどぬ書いて欲しいです

ユーザー

書いてくれてありがとう〜(クソデカボイス)サイコーなおうりだ(クソデカボイス)

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