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不破 雷蔵
雷蔵は そう言って、部屋を 出ていった
鉢屋 三郎
手を 伸ばしても、届くはずが なく
追いかける気力も 無くなっていた
私に できることは、 伸ばした手を 胸に 当てて、
鉢屋 三郎
後悔すること だけだった
鉢屋 三郎
久々知 兵助
鉢屋 三郎
鉢屋 三郎
鉢屋 三郎
兵助が こっちを 振り向いた
そして、私は 驚いた
なぜならば 兵助が 涙を こぼしていたから
鉢屋 三郎
久々知 兵助
鉢屋 三郎
久々知 兵助
鉢屋 三郎
……君の 気持ち、わかるよ
きっと、私と 同じ気持ち
鉢屋 三郎
鉢屋 三郎
久々知 兵助
鉢屋 三郎
久々知 兵助
鉢屋 三郎
鉢屋 三郎
久々知 兵助
鉢屋 三郎
不破 雷蔵
さっきから 雷蔵は 無視ばかり
……相当 怒ってらっしゃる
鉢屋 三郎
鉢屋 三郎
鉢屋 三郎
鉢屋 三郎
不破 雷蔵
雷蔵が 私を 見つめた それも、優しい顔で
不破 雷蔵
不破 雷蔵
鉢屋 三郎
不破 雷蔵
鉢屋 三郎
雷蔵が、微笑みかけた
つられて、口元が 緩む
不破 雷蔵
鉢屋 三郎
その時 戸を 勢いよく開け、 ズカズカと 八左ヱ門が 入ってきた
竹谷 八左ヱ門
不破 雷蔵
鉢屋 三郎
竹谷 八左ヱ門
──いつも通りに 戻った感じが した
鉢屋 三郎
ふと、泣いていた兵助が 頭に よぎる
……あの時、私は、兵助の 気持ちが 分かっていた
共感していた
鉢屋 三郎
今、この瞬間
お前の 気持ちが 理解できなくなった
……それが 良いことなのか 悪いことなのか
誰も 知らなかった
鉢屋 三郎
……まあ、なんでもいいか
私は 考えるのを やめた
ボツ作なので ここで終了です ありがとうございました!
コメント
3件
最高じゃん全然ボツじゃないよ!