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5 - お先真っ暗

♥

48

2024年07月18日

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パチ

御影玲王

…ん”ん。

御影玲王

(…あれ…、俺何してたっけ…。)

御影玲王

(…そうだ。…俺凪に酷い事してたこと思い出して…_。)

御影玲王

…!

御影玲王

(…凪は…?)

御影玲王

(…と言うか俺服着てたか…?)

御影玲王

(…鎖もいつの間にか取れてるし…。)

ガチャ

御影玲王

…!凪…。

凪誠士郎

…玲王…。

御影玲王

ごめ__

凪誠士郎

ごめん…。

御影玲王

え?

凪誠士郎

…いくら復讐だからってやり過ぎた…。

御影玲王

…俺の方こそごめん。

御影玲王

自分の都合のいい事しか覚えてなくて…。

御影玲王

…あのさ、凪。

凪誠士郎

…何?

御影玲王

…俺の事殺してくれないか?

凪誠士郎

…え?

御影玲王

…だって俺は、生きてちゃダメな奴だって事が分かったから。

御影玲王

凪が気づかせてくれたんだ。

御影玲王

俺、目の前の事に必死になって周りが全然見えてなかった。

御影玲王

…自分の利益の為に人を支配して、…これじゃあ”あの人達(両親)”と一緒だ…。

御影玲王

……俺はさ、…お前が幸せなら何でもいいって思えなかった…。

御影玲王

凪の言う通り俺は自己中で自分が幸せになる為なら手段を選ばない…。

御影玲王

この先一緒に居たとして、凪を幸せには出来ない。

御影玲王

…幸せにするどころか迷惑をかけるだけだ。

御影玲王

凪の大切な人を傷つけて、凪自身の事も傷つけて…。……俺はもう、そんな事したくないんだ。

凪誠士郎

_…また自分の為?

御影玲王

…ぇ?

凪誠士郎

…死ぬのが怖いから、俺に殺して欲しいって頼んでるんでしょ?

凪誠士郎

…自分で死ぬ勇気が無いから。

凪誠士郎

…結局玲王はさ、根本的に何も変わってないよね。

凪誠士郎

…俺が嫌いな玲王と同じ。

凪誠士郎

…変わったと思って期待してたのに…。

凪誠士郎

期待するだけ無駄だった。

凪誠士郎

死にたいなら一人で死んでよ。

凪誠士郎

人に頼まないで。

凪誠士郎

…と言うか、玲王を殺したその人の人生がどうなるのか考えなかったの?

凪誠士郎

…ねぇ、玲王。俺の事大切?

御影玲王

…ぁ、あぁ…!大切だ…!!

凪誠士郎

嘘つき。

御影玲王

…ッ!

凪誠士郎

…本当に俺のことが大切なら、玲王を殺したその先の俺の人生を考えてくれてるはずだよね?

凪誠士郎

殺したら俺は警察に捕まる。

凪誠士郎

働く仕事も家も失う。

凪誠士郎

…玲王を殺す事で俺の人生は不幸になる。

凪誠士郎

…結局玲王はさ、今も自分の事しか考えられないんでしょ?

凪誠士郎

…悪いけど、俺は今の玲王の為に死のうとは思わない。

凪誠士郎

もし玲王が俺の想像してた通りの良い人で、苦しみの縁で藻掻いて、それに疲れて殺してくれって頼むなら玲王を殺して俺も死んでた。

凪誠士郎

…でも今の玲王はただのクズで自分の事しか頭にない最低な人間だから。

御影玲王

…そ、うだよな…(笑

御影玲王

…ごめん。…俺、出て行くわ。

御影玲王

…今までありがとな、凪。

凪誠士郎

うん。さよなら、玲王。

俺は久々に外に出た。 凪に監禁されてからどれくらいの時間が経ったのかは分からない。 …俺は何処に行けばいいのか分からず、とにかく歩いた。 家には帰りたくない。あの人達に会いたくない。もう支配されたくない。

…あの人達みたいには絶対ならないと決めていたのに何でこんな事になったのか分からない。 やっぱり本質的なものなんだろうか。 俺は思えばいつでも自分のことを考えていた。

こんな人間に生まれてくるくらいなら、他の誰かに命を譲りたかった。 生まれたくても生まれられなかった子供に…。

御影玲王

…だっさ…。(笑

御影玲王

(…いつからこうなったんだろ…。)

御影玲王

(何かあればすぐ人のせいにして、今まで自分は悪くないって言い訳してきたからこんなことになったのか…?)

御影玲王

(…自業自得…だよな。)

「さよなら、玲王。」

御影玲王

…ッ(ズキ

御影玲王

(…俺はこれからどうすればいいんだ…?)
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