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まふらー
まふらー
まふらー
まふらー
3. 🐇
夜に一人。
鼻歌を歌いながら、呑気に自室の ベランダで洗濯物を干す。
一人の夜をどう過ごそうか。
録画を溜めたドラマを一気見するのも良いし、静かにお酒を飲むのもいいな。
録画していたのは何のドラマだったかとぼくが考えていたその時。
ザシュッ
う″……ッ、ドサッ
3. 🐇
3. 🐇
13階のベランダから、 地上を覗き込む。
3. 🐇
また洗濯物に視線を戻そうとして。
見てしまった。
3. 🐇
薄暗い、人気のない路地に、 血飛沫が飛んでいるのを。
3. 🐇
見たくはないけど、勘違いやったらあれやから一応じっと見てみる。
3. 🐇
いや、間違いなく大量の血。
倒れた○体の脇に、 男が一人立っている。
3. 🐇
無意識にじっと凝視してしまう。
見られていないかが気になるのか、周りをキョロキョロと見回している。
3. 🐇
3. 🐇
目が合ってしまった。
男は数秒間、ぼくの方を じっと見つめた。
3. 🐇
3. 🐇
3. 🐇
見てもうたから、次はぼく?
そんなことを考えていると、 男は人差し指をぼくの方に向けた。
3. 🐇
スッスッ、と上下に動かしている。
3. 🐇
3. 🐇
3. 🐇
やがて男は歩き出した。
3. 🐇
3. 🐇
良かった…、 ぼくは○されへんのか…?
まだ早いかもしれないが とりあえず安堵の息が漏れる。
3. 🐇
ぼくは最後の洗濯物を急いで干し、 部屋の中に戻った。
?
?
?
?
?
男は一人、暗闇で笑った。
end
まふらー
まふらー
まふらー
まふらー
まふらー
まふらー
まふらー
まふらー
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