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コメント
6件
キャメまち最高です💕💕 いけるのであればキャメまちもっと出して欲しいです🙏🙏
キャメまち
❤️×💚
❤️side
っはぁー…
今日も相変わらず店が忙しすぎて
配信に出れず皆に迷惑を掛けてしまった、
皆なら俺が居なくても平気だろう
けど…最近は特に忙しくて
動画に出れる頻度も 配信も
どんどん下がってきている
リスナーからは心許ない言葉も
数々届いている
「迷惑すぎ」
「辞めた方がいいと思う」
とか…
こっちだって出たいのに
出たくなくて出てない訳ない
こんなコメントが来る度腹立たしくてならない
あと2時間ほどで今日の営業も終了
それまでの辛抱と気合を入れなおし
オーダーを取りに向かった
❤️「ご注文お決まりですk…」
❤️「っえ…?」
驚き 目を向けた先に
❤️「ま、ちこさん?」
💚「よ!!」
❤️「どうして ここに…?」
確か今日のこの時間は配信中だった
はず…なのに
ここで配信に参加している様子はない
どうしてここにいるのだろう
店って教えたっけ…
いやそれよりも ほんとにどうしてここに
と動揺しながらも
頭を忙しなく回転させ考えた
❤️「どうして、ここに…?」
💚「そりゃキャメさんが最近元気なさそうだったから」
💚「今日も配信出れなくて色々考え込みながら仕事してるんじゃ、と思って」
💚「店はニキニキに聞いたよ!」
💚「…最近しんどそうだったし、」
💚「…あー、注文ね!じゃあ〜ラーメンでも食べよっかな!」
💚「あとチャーハンと…餃子と…麻婆豆腐も!!」
💚「じゃあお願いします♡店長w」
❤️「…承りましたw」
💚side
今日もいつも通り配信はあるが、
休むことにした
予め連絡を入れ、discoで
メンバーに問い詰められながらも
なんとかキャメさんの店を聞き出す事に成功した
最近キャメさんの動画のコメ欄でも
心もとない言葉が多く寄せられているのが見受けられる
キャメさんはリスナーを大事にする人だから尚更辛かっただろう
それに重なって店が忙しくなり
キャメさんの顔が更に曇っていくのがあからさまに分かった
配信にも出れず動画も思うように更新出来ず、出れず
次第にメンバーとの絡みも減り
思うように接することが出来ない
それがどのくらいしんどかったかは想像もつかない
私では元気も出ないだろうけど “行かなければ”
という強い思いに駆られた
メンバー1人にここまで拘ることはない
でも放っておけないのは
私が、
私が キャメさんのことを好きだからだろう
どうにか出来ないもんかと
狭い厨房で小さくなった背中を見ながら考えた
❤️side
なぜまちこさんがここに!?
の一言がずっと頭を駆け回っている
それに
…まちこさんは人をよく見てるなぁ
なんて最近よく思う
俺の事に気づいたメンバーなんて
居なかったし
それを気にかける様子をなかった
でもまちこさんは気づいてくれた
それにせんせーが元気なかった時も
りいちょくんの風邪も
ニキくんの調子の悪さも
じゅはちが配信で思うように喋れてない時も
…そんなんだから他の男に目をつけられる
他の男に
人に
誰にでも優しくしすぎなんだ
優しいのはいい事だと思う
けど
それで誑かされる男もいるんだ
それが俺
前に優しくしてもらった時に
正直俺のことが好きで
よく見てるから気づいた?
とか
男に優しくするとか そういうこと?
とか
思い違いばかりしていた
そんな訳なんてないはずなのに
心のどこかで期待することを辞められない
…好きだから期待してしまうのか
なんて気づいたのは
最近だった
学生時代も陰キャなだけあって
恋愛なんて全くと言っていいほどしてこなかった
だから分からなかった
まちこさんが他の男と話してると
苛立つのも
まちこさんが楽しそうにしてると
嬉しいのも
俺のために今日来てくれたことが
心から愛しいのも
全部恋と言うなんて
知らなかった
俺はまちこさんの事が好きだ
この気持ちを伝えたい
と思うのはきっと図々しいだろう
しかしなんでまちこさんは 来てくれたんだろう
なんて考えても意味が無いことを考えながら料理を作り始めた
数十分後
❤️「お待たせいたしました〜」
❤️「熱いのでお気をつけて召し上がってください」
💚「ありがとうございます!」
💚「クイッ(そで引っ張る)後で話あるから終わったら私の家集合で」
❤️「あー、了解」
❤️え!?!?今俺誘われた?
そんなことない!?!?
家来てって、、
まぁ行くしかない
てゆーか
行きたい
💚「ご馳走様でした〜」
ガララッ(店から出ていく)
❤️やっといつも通りにできる
…でも元気でたなぁ
よし!頑張ろ
と意気込んで仕事を始めてみたもの
なんなんだ さっきから
なぜかまちこさんが帰った後からうちの店員が
何人か俺に
「さっきの美人さん誰ですか!?」
とか聞いてくるんだけど、
なんで????
もしかして…
あ゙ーー最悪
しかもなんで今日に限ってまちこさん可愛い服着てきたんだよ…
絶対「可愛い」とか思われてるって
ダルすぎ…
てかあと1時間ちょいかー
上がろ
❤️「すいませーん これから用事あるんで上がらせてもらいます!」
まちこさんの家行くんだから1回風呂入って、なんか買ってこ
家にて
風呂終わり
買い物終わり
まちこの家の前
っはぁーー…緊張するな、
としばらくドアの前で佇んでいると
💚「ガチャどしたぁ?w寒いから早く連絡してくれればよかったのにぃ」
💚「さっ入った入ったぁ!」
❤️「…お邪魔します」
💚「私はおしゃけ飲むけどキャメさんはぁ?」
❤️「俺は水とかで大丈夫」
💚「おっけぇ!てか私に関しては結構前から飲んでるけどぉw」
❤️「それで…どうして?」
💚「…どうして?」
💚「私がキャメさんを家に呼んだことぉ?」
💚「それともぉ〜キャメさんの店に配信を休んでまで行ったことぉ?」
❤️「…どっちも」
💚「えぇーと、店に行ったのは本当に心配でっ、元気づけたくてぇ、」
💚「家、に呼んだのはぁ…」
💚「す、きだから、誘いたくなっちゃってぇ」
💚「えへぇ…何言ってんだろ私」
❤️「…」
💚「ごめんんっ酔った勢いでこんなこと、」
❤️「俺も、まちこさんの事が好き、大好き 俺と付き合ってくれませんか」
💚「っえ…?うそ、」
❤️「嘘じゃないよ」
❤️「嘘、じゃないから 襲ってもいいんだよね…?」
💚カァァァーッ///「いいよ、//」
❤️「一生俺にまちこさんのこと守らせてね♡」
❤️「愛してる」