シュレディンガーの猫

ある日の放課後

ハルとりん2人の幼馴染、夏帆の呼ぶ声が聞こえる

こんな平凡な日常が毎日続く そう思っていた。

次の日

休み時間

その時、ハルと夏帆の携帯に 一通のメールが届く。

2人はりんを探すため りんの自宅へ向かう

その時扉が開く。

理由のない暴力が りんの身体を蝕んでいく。

意識が朦朧とする中、想い人のはるを思い りんは気絶した。

そう言って はるの元へメッセージを送信した。

その日の夜

そこには、原型のないほど歪んでしまったりんの顔写真。そして、あざだらけの体の写真があった。

その時、写真に映るあるものが はるの目に映る

はるが膝から崩れ落ちる

その時、ハルの手にはナイフが握られていた。

夏帆の呼吸が細くなっていく

夏帆は、息絶えてしまった

夏帆の家

夏帆の部屋の扉に手をかけた時 春の脳裏にあの言葉が浮かぶ。

扉にかけた手を下ろす

そう言い残したはるは、夏帆の家を後にし行方不明になってしまった。