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これは…俺、(彼方)が… 中学三年生の時に田舎の夏の海で… 1人の『○○』の少年に出会った 不思議なお話────。

〜車〜

彼方母

彼方母

ごめんね、彼方…

彼方母

せっかくの夏休みなのに
毎回一緒にいてあげられなくて…

彼方💙(そらる)

別に、もう慣れたしいいよ。

彼方💙(そらる)

それに、父さんも母さんも
俺のために頑張ってくれてるんだし…

彼方💙(そらる)

だから俺のことは気にしないで
仕事、頑張って…

彼方母

ふふっ…ありがとう。

彼方母

彼方はほんとにいい子ね。

俺の名前は一ノ瀬彼方。 中学三年生の15歳。

今は車で田舎のばぁちゃんが住む町に 母さんと車で向かっている。

理由は…俺の両親は共働きで 父さんは海外にいて滅多に家に帰ってこない。 母さんは王手企業で働いていて 毎年の夏休みは出張が入り家にいない。

だから俺は、いつも夏休みは 田舎のばぁちゃんの家に預けられている。

彼方💙(そらる)

(もう中学三年生だから
1人で留守番ぐらいできるのに…)

そう思いながら 車の窓から外を眺める。

彼方💙(そらる)

彼方💙(そらる)

(それにしても…)

彼方💙(そらる)

(ほんとに…
ここは田舎だなぁ……)

ばぁちゃんの住む町はほんとに田舎で 『あの場所』を見つけるまでは 毎日が退屈で仕方がなかった。

彼方💙(そらる)

(今日もお昼食べたら……
『あの場所』に行こう。)

彼方母

さぁ、着いたわよ、彼方。

彼方💙(そらる)

うん。

俺は車から降りた。

彼方母

こんにちは。
久しぶりね、お母さん。

ばあちゃん

おお、2人ともよく来たねぇ。

彼方💙(そらる)

久しぶり、ばぁちゃん。

ばあちゃん

おお、彼方!大きくなったねぇ。

彼方💙(そらる)

もう中学三年生だもんw

ばあちゃん

そうか…もう中学三年生かぁ〜
子供の成長は早いもんだねぇ。

彼方母

ふふっ…ほんとね。

彼方母

今回も夏休みの間、
彼方のことよろしくお願いします。

ばあちゃん

はいよ、何も無いところだけど
ゆっくりしていってね、彼方。

彼方💙(そらる)

うん。

彼方母

じゃあ彼方、行ってくるね。

彼方母

良い子にしてるのよ。

彼方💙(そらる)

うん、行ってらっしゃい。

そう言って俺は、ばぁちゃんと 一緒に母さんを見送ると…

ばあちゃん

じゃあ、家に入ろうか。

彼方💙(そらる)

うん。

ばぁちゃんと家に入った。

ばあちゃん

とりあえずお昼だし
お昼ご飯の準備をしようかな。

彼方💙(そらる)

うん、ありがとう。

彼方💙(そらる)

彼方💙(そらる)

あ、手伝うよ?

ばあちゃん

え?いいのかい?

彼方💙(そらる)

うん、お世話になる身だし…

ばあちゃん

ありがとう!
じゃあ、お願いしようかな。

彼方💙(そらる)

うんw

俺は、ばぁちゃんと台所に向かい 一緒にお昼ご飯を作った。

ばあちゃん

よし、手伝ってくれたおかげで
早くできた、助かったよ。

ばあちゃん

ありがとう、彼方。

彼方💙(そらる)

ううん、全然…

ばあちゃん

じゃあ、食べようか!

彼方💙(そらる)

うん、いただきます!

そう言って俺は お昼ご飯を食べ始めた。

食べ始めてからしばらくすると……

彼方💙(そらる)

(あ……)

彼方💙(そらる)

そうだ、ばぁちゃん…

ばあちゃん

ん?なんだい?

彼方💙(そらる)

俺、お昼ご飯を食べ終わったら
行きたいとこあるから
行ってきてもいい?

ばあちゃん

行きたいとこ…?

ばあちゃん

いいけど、あまり
遅くならないように
早めに帰っておいでね?

ばあちゃん

ここら辺は街灯も少なくて
夜になると暗くて危ないから……

彼方💙(そらる)

うん、わかった
早めに帰るよ。

俺はそう言ってご飯を食べ終わると…

彼方💙(そらる)

じゃあ、行ってきます。

ばあちゃん

はい、行ってらっしゃい。

支度をして家を出た。

俺が向かった先は…

彼方💙(そらる)

彼方💙(そらる)

ここの海は、本当に…
いつ来ても変わらないなぁ…

俺は去年の夏休みにここの海を見つけて それからはここに行くのが日課になっていた。

彼方💙(そらる)

(何も無い田舎でも『この場所』を
見つけてからは退屈することも
早く帰りたいって思うことも
無くなったな…)

俺はまた少し歩き いつもの場所に向かった。

彼方💙(そらる)

彼方💙(そらる)

よいしょ…

俺が向かったのは 海がよく見渡せるちょっと高い崖の上。

高い所はあまり得意じゃないけど 遠くを見ていればあまり怖くはない。

それに、空のスカイブルーと 海のマリンブルーが同時に見渡せて すごく綺麗だ。

彼方💙(そらる)

この綺麗な景色が見れるのは
ここぐらいだしな…

俺は崖の先の方に 足を海側に向けて座り…

彼方💙(そらる)

よし…

彼方💙(そらる)

♪─────……

歌を歌った。

俺はここに来て歌うことが好きだ。

ここはあまり人も来ないから 誰のことも気にせず 大きな声で海に向かい歌うことが出来て すごく気持ちがいい。

彼方💙(そらる)

(海風もいい感じに
吹いてて心地がいい…)

彼方💙(そらる)

♪─────!

???

……………

それからも俺は自分の好きな曲を 好きなだけ歌い続けた。

彼方💙(そらる)

彼方💙(そらる)

ふぅ…結構歌ったな…

彼方💙(そらる)

今…何時だ?

スマホで時間を見ると ちょうど4時ぐらいだった。

彼方💙(そらる)

4時か…夏だから…
まだ少し明るいけど…

彼方💙(そらる)

急に暗くなっても困るし
そろそろ帰るか…

そう言いながら荷物を持って 崖から離れようとした時…

ガラ…ガラ…ッ……

彼方💙(そらる)

ん……?

俺の足元の崖からなにか嫌な音がした。

彼方💙(そらる)

(あ、やばっ…早く離れよ…っ)

…と、思った。

が…

その時は、もう遅かった。

バコンッ!

彼方💙(そらる)

っ!?…うわっ!?

いきなり俺が立っていた崖の足場が崩れ… 俺はそのまま海に 真っ逆さまに落ちてしまった。

…ドボンッ!!!

ブク…ブク…ブク……ッ

彼方💙(そらる)

っ…!!?

彼方💙(そらる)

(う……嘘だろ…!?
やばい…!!!……)

彼方💙(そらる)

彼方💙(そらる)

(俺…っ…
泳げないのに…っ!!)

そう、俺は泳ぐことが出来なかった。

彼方💙(そらる)

(と…とにかく何とかして
上に上がらないと…っ!)

俺は必死に上に上がろうとしたが 俺の体はどんどん沈んでいくばかり…

服も水を含んでしまっていて 重くなりなかなか上に上がれない…

彼方💙(そらる)

(くそっ!…どうすれば…っ!)

誰かに助けを求めようともしたが ここはさっきも言った通り人が来ない。

もちろん、船や釣りをしてる人もいない…

だから…

誰も溺れている 俺に気づかない

彼方💙(そらる)

…っ……

彼方💙(そらる)

(っ…苦しいっ!息がっ!!)

彼方💙(そらる)

(俺っ…このまま…死ぬのか…?)

彼方💙(そらる)

(誰にも会えることなく
ここで……1人で…っ)

彼方💙(そらる)

彼方💙(そらる)

(…そんなの…嫌だ…っ!)

彼方💙(そらる)

(…誰か…誰か…っ!!)

彼方💙(そらる)

(……お願い…っ!!)

彼方💙(そらる)

(…っ!…助けて……っ)

ブク…ブク……ブク…ッ

もう……ダメだ…っ…

そう思って、目を閉じた瞬間……

???

…………!

……グイッ!!

誰かが俺の手を掴んで 引っ張り上げてくれた感覚がした。

が、俺の意識はそこで途切れてしまった。

???

……大丈夫ですかっ!!?
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コメント

7

ユーザー

1話目から最高です… そらるさんを助けてくれたのは誰なのだろうか…🤔 今すぐ続き読んできます!!!👍🏻

ユーザー

1話投稿ありがとう!!(遅れてごめん💦) 田舎のおばぁちゃんのお家に行って行った場所は海! そしてそこで歌ってたそらるさん。けど誰か聴いていた…? その後帰ろうとしたら足元が無くなって海に落ちた!? そして船も釣をしてる人もいないのになぜか助けられた? そらるさんを助けたのは一体誰なのか…? 続き楽しみに待ってるね!!

ユーザー

ついに第一話!ずっと楽しみにしておりました〜!😆 田舎の祖母の家に預けられたそらるさん…もしかして海で歌っていたところを誰かが聞いていたのか…? そして海に落ちてしまった!? 一体誰がそらるさんを助けてくれたのか… 第一話からすごく引き込まれるお話です!! 続き楽しみにしております…!!

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