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（ なんかさっきから視線が… ）
視線を感じる先を見ると小田切さんがこっちを見ていた───
瀬戸 奏多
俺の顔になんか付いてます？
小田切 涼介
いや、なんでもない
瀬戸 奏多
（ 後で聞いてみよ
沖田 まどか
社長の甥っ子ってことは瀬戸くんの奥さんのいとこになるんだよね！
小田切 涼介
（ ばか…
瀬戸 奏多
そ、そうですね
神志那 空夜
あはは笑
沖田 まどか
え？私なんかまずいこと言った？
神志那 空夜
いえ（ﾆﾔ
小田切 涼介
（ こりゃあもう確信だわ
昼食を済ませ、仕事に戻る
小田切 涼介
奏多！ちょっと
瀬戸 奏多
はい！
小田切さんに呼ばれて行くと
小田切 涼介
神志那が言ってる女って奏多の嫁？
瀬戸 奏多
小田切さん…察しが早い
瀬戸 奏多
そうなんスよ！
小田切 涼介
やっぱり？
瀬戸 奏多
しかも昨日家に来て会ってるんですよ
小田切 涼介
まじか笑
瀬戸 奏多
笑い事じゃないですって！
小田切 涼介
わりぃわりぃ笑
小田切 涼介
だから神志那も奏多にバチバチしてんのか笑
瀬戸 奏多
してます？
小田切 涼介
お前の見てないとこでな笑
瀬戸 奏多
やりずらいッス笑
小田切 涼介
頑張れとしか言えん笑
小田切 涼介
なんかあったら話くらいは聞いてやる笑
瀬戸 奏多
ありがとうございます
沖田 まどか
なになに？なんの話？
小田切 涼介
仕事しろ！
沖田 まどか
涼介だって今瀬戸くんと話してた
瀬戸 奏多
沖田さん！
沖田 まどか
なになに？私にも教え───
瀬戸 奏多
仕事してください笑
沖田 まどか
え〜瀬戸くんまで
小田切 涼介
今日飲み行くか！4人で
沖田 まどか
4人？
沖田 まどか
私と涼介と瀬戸くんとあと一人は？
小田切 涼介
神志那！
神志那 空夜
はい！
瀬戸 奏多
（ まじか
小田切 涼介
お前今日空いてる？
神志那 空夜
え？
小田切 涼介
飲み行くぞ！
神志那 空夜
あ、はい
瀬戸 奏多
嫁に連絡してきます
瀬戸 奏多
今日、急遽飲みに行くことになった
瀬戸 未怜
わかったよ
瀬戸 未怜
そらにぃも一緒なんでしょ？
瀬戸 奏多
うん
瀬戸 未怜
あんまり遅くならないでね？
瀬戸 奏多
わかってるよ
小田切 涼介
どうだった？
瀬戸 奏多
大丈夫でした
神志那 空夜
いいですね！優しい奥さんで
瀬戸 奏多
…っ！まぁ
神志那 空夜
泣かせたら許しませんよ？
瀬戸 奏多
（ その敬語調子狂うって
小田切 涼介
まあまあ！じゃあ残りの仕事片して行くぞ！
仕事終わり、居酒屋──
沖田 まどか
神志那くんと瀬戸くんは親戚同士になるのよね？
神志那 空夜
そうですね
小田切 涼介
（ そろそろ空気読めまどか
小田切さんの顔が引き攣ってるのがわかる───
空夜さんと沖田さんの酒のペースが上がり2人は完全に出来上がっていた
神志那 空夜
俺は餓鬼の頃から好きだったんすよ
沖田 まどか
そうだそうだ！ずっと好きだったんたぞ！
神志那 空夜
留学から帰ったらプロポーズしようと思ってたのに！
沖田 まどか
してやれしてやれ！
神志那 空夜
おい！瀬戸！
瀬戸 奏多
はい？
神志那 空夜
ふざけるな〜！
沖田 まどか
え？
神志那 空夜
沖田さん！こいつなんですよ
神志那 空夜
俺の好きな人取った男！
瀬戸 奏多
別に取ったつもりはねぇよ
沖田 まどか
この泥棒猫！
小田切 涼介
2人とも飲みすぎ！
小田切 涼介
ごめんな！奏多
瀬戸 奏多
いえ、俺は平気です
神志那 空夜
よし！俺は決めた！
神志那 空夜
未怜にプロポーズする！
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