中学校の入学式から数週間。
クラスメイトの半分は小学校からの付き合い。
もうすでにグループが形成されていた。
まあ、独りぼっちのわしには何の関係もない。
珠夢ーミムー
昼休み、トイレから戻るとわしの席にクラスメイトが座っていた。
珠夢ーミムー
クラスメイトA
珠夢ーミムー
クラスメイトA
クラスメイトA
珠夢ーミムー
クラスメイトA
クラスメイトB
クラスメイトB
珠夢ーミムー
これ以上話しても時間の無駄じゃな。
そう思ったわしは、弁当を持って人気のない場所へ向かうことにした。
愛璃ーアイリー
愛璃ーアイリー
校舎裏に向かって歩いていると、突然呼び止められた。
振り向くと、少女がモジモジと立っている。
透き通るような白い髪と瞳が美しい。
愛璃ーアイリー
愛璃ーアイリー
珠夢ーミムー
珠夢ーミムー
愛璃ーアイリー
彼女とともに校舎裏へと向かった
……が。
有珠ーアリスー
先客がおった。
紫髪の彼女も1人で弁当を食べている。
有珠ーアリスー
彼女はこちらに気付いたようでジッと見つめてきた。
そしておもむろに立ち上がり、わし達の方へ駆け寄る。
有珠ーアリスー
愛璃ーアイリー
有珠ーアリスー
有珠ーアリスー
有珠ーアリスー
珠夢ーミムー
珠夢ーミムー
愛璃ーアイリー
有珠ーアリスー
有珠ーアリスー
先ほどとは打って変わったように明るくなる。
段差に腰掛け、3人仲良く弁当を食べた。
これが、愛璃と有珠に出会った理由。
独りぼっちのわしにできた、初めての友達。
珠夢ーミムー
愛璃ーアイリー
珠夢ーミムー
有珠ーアリスー
3人で交わした約束。
まあ、
この約束が果たされることはなかったわけじゃが。
コメント
22件
なんか3人が闇深そうでこの先を見るのが怖くて楽しみすぎる!
独りぼっちになってまうってことか… 独りになる呪いでもかけてあんのかな?
妖精とかなんか人外の子なのかと思ってたけど まさかのJK!?びっくりしたw