あなたの代わりに排除させていただきます!!♡

ﾁﾗｯ

まろが何かをやろうとしてることは知ってる。それがやってはいけないってことも。

なんとなく分かるのだ。でも、そのことを止めてはいけないということも分かる。どれだけ名家の生まれでも罪は軽くなったりすることなどはない。

まろの兄として弟が心配だ。でも…止めてはいけないという俺の本能が立ちはだかって、止めることなど出来ない。

犯罪にでも手を染めるのだろうか。もしかしたら皇族…政治へ関与…反逆で我々一家も消えるかもしれない。

まろが何をしでかすのか分からないから怖いのだ。

気持ちの良い、涼しい風がこの部屋の障子の合間から抜けてくる。

本能で動けない悠佑は、ただた平和を祈ることしか出来なかった。

あぁ。早くやってしまいたい♡ないこの目の前からないこの目を汚す奴らを全て消し去ってしまいたい♡

予定を立てるだけでも、こんな欲望が出てしまうほど消したい欲求が理性を上回る。

人を殺るのは容易くないことだなんて知っている。でもないこのためならなんでも出来てしまいそうな気がするんだ

ｶﾞﾁｬｯ

ｷﾞｭｯ

びっくりしたぁ、とにっこり笑う君が愛おしい。元気よくただいまと、行ってくれる姿さえ愛らしく見える。

最近のまろは、考え事が多い気がする。言動も、行動も。全てが変わったように思える。

ｶﾞﾁｬｯ

ｷﾞｭｩｩｯ

また考え事してる…。俺のことだけ考えてくれればいいのに…。

俺を……。俺だけを……。

そんなのダメに決まってる……。

ないこめっちゃ可愛い。流石俺の嫁。(結婚してません)スポーツ万能勉強も出来る。顔も国宝級。一言で言えば最高傑作。

少しキスしただけで、

こんなに可愛いから

守りたくなる

俺とないこを邪魔するクズどもを排除したくてしたくてしたくてしたくてしたくて……！ずっとうずうずしてた！後ちょっとでその時はくる。その時まで待ち、俺たちの幸せを手に入れなければ……もし俺が捕まっても……俺がやったことでないこが幸せになれるなら……！喜んでいくらでもやるつもりだ。

俺の全ての行動は、全てないこの為になる。

そう思うと……なんでも頑張れる。

ただただ好き。好きで好きで堪らない。好きという言葉で表せないくらい好き。大好き……。愛してる。

こうやって……照れるところが見れるのも……俺の特権……♡

さっさと……邪魔なヤツら潰して……ないこと2人だけの世界作るの楽しみやな〜♡♡

一生離さないから♡♡♡

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