テラーノベル
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此方はハッピー様のオリキャラを 使用させていただいた作品です
本人から許可はきちんと得ていますので
批判・アンチなどのコメントはお辞め下さい
※愛が重めの物語が苦手な方は回れ右
とある日
お嬢様が ぼろぼろになって帰ってきた
冠
冠
私は すぐさま お嬢様に駆け寄り
そっとお嬢様の頬に触れた
幽蘭
幽蘭
お嬢様は扉に身体を預け 痛みに顔を歪めながら
にこっと笑ってみせた
幽蘭
冠
幽蘭
私はお嬢様の氷水のように冷たい声で我に返った
幽蘭
幽蘭
冠
幽蘭
冠
お嬢様はここ最近無理をされすぎている
その為にも癒しは必要不可欠
でも…お嬢様の意思を否定することはできない
冠
胸の中に黒いナニカが蓄積された気がした
その日を境に 私はお嬢様を監視するようになっていった
お嬢様が 任務に行く日も
お嬢様が 任務で疲れ果てて
ベッドの上で静かに寝息を立てる時も
兎のように小さな口で 私達が用意した食事を口に運ぶ時も
お風呂以外では
一秒たりとも お嬢様から目を離しはしなかった
だけれど
お嬢様は 日に日に 目の下の隈を濃くしていった
お嬢様は 私の恋しい方であり 主人である方
だから 私も多少の遠慮や我慢はしなくてはならない
だが……
お嬢様は 何故 此処まで 無理をする?
ふと頭の中に その疑問が浮かんだ時
私はお嬢様に声をかけてしまっていた
冠
お嬢様は 本を読む手を止め 静かに後ろを振り返ってから 首を微かに傾げてから言葉を発した
幽蘭
嗚呼……此処まで来てしまっては もう戻れない
冠
冠
私が そう言うと お嬢様は 表情を微かに緩めてから
静かに言葉を告げた
幽蘭
幽蘭
幽蘭
お嬢様の言葉が脳裏に響くと同時に私は
お嬢様に抱きついていた
お嬢様は 私の行動に 目を見開き 動揺を隠せない様子だった
冠
幽蘭
冠
私はお嬢様の顎を強引に掴み お嬢様の目を覗き込んだ
幽蘭
冠
冠
冠
幽蘭
冠
私は お嬢様の細い腕を強く掴み 壁に押し付けた
幽蘭
[ ちゅっ ]
幽蘭
冠
幽蘭
私は お嬢様を壁に押し付けた儘 舌舐りをした
冠
お嬢様は 顔を林檎のように真っ赤にしながらも 強い拒絶はしなかった
嗚呼………この想いが届いてよかった
コメント
4件
授業始まる前の憂鬱にきたの神すぎる めっちゃ好きですありがとうございます!
ハッピーさんへ! - 追記 - 投稿が遅れてしまい 誠に申し訳御座いません!そして今回は このお2人の伽羅使用許可有難う御座います!ジャンルがヤンデレ系という事で 日頃からヤンデレ系の小説を読んだり書いたりしている私にとっては 非常に楽しく執筆させていただきました! ハッピーさんが仰ったシチュエーションとは多少違うかもしれませんが、それに関しては 本当にすみません!