花子くん
ヤシロはもう…
八尋桃寧
八尋寧々はどうしたの?
八尋桃寧
誠のおばあちゃんの親友
八尋桃寧
だったんでしょ?
花子くん
…………一番の幼なじみの子か…
花子くん
確かにヤシロは
花子くん
その子の
花子くん
親友だったよ
花子くん
そのために
花子くん
七不思議の二番目
花子くん
ミサキ階段に行ったんだから
八尋桃寧
ミサキ階段…
八尋桃寧
今まであったことを話して
花子くん
話してどうなるさ
花子くん
本当はどうでも良かった
花子くん
ヤシロのことが
花子くん
俺は…
花子くん
俺は…
花子くん
忘れられない…
花子くん
ヤシロは死んだよ
花子くん
人間なんて
花子くん
すぐ死んじゃうからね
花子くん
でもさ
花子くん
君は
花子くん
ヤシロのことを知って意味があるの?
八尋桃寧
あるわよ!もちろんね!
花子くん
例えば?
八尋桃寧
たとえば……
八尋桃寧
たとえば………………………
八尋桃寧
とにかく!
八尋桃寧
私は知りたいの!
八尋桃寧
私が記憶の受け継いだことは
八尋桃寧
意味があるはずよ!
花子くん
……
花子くん
わかったよ
花子くん
俺も
八尋桃寧
俺も?
花子くん
ヤシロのこと知りたいし
花子くん
てことで
花子くん
君も俺の助手にならない?
八尋桃寧
え?
花子くん
元々ヤシロは助手だったんだ
花子くん
君もならない?
八尋桃寧
わかった
八尋桃寧
私、花子くんの助手になるよ
八尋桃寧
この記憶の
八尋桃寧
意味を知るために