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さくらくん。side
あれから数日が経った。
ゆぺくんとは仲良くできている。
順調に仕事もできていた。
だけどある日、いつもとは違うことが起きたんだ。
ゆぺくん☆★
おれの顎を支えられ顔を上げられる。
いわゆる顎クイってやつ、?
なんかこれ、恥ずかしい、////
ゆぺくん☆★
さくらくん。
あれ、そもそもなんでこんなことになったんだっけ…?
最初はゆぺくんがおれに聞いてきた
好きな奴いんの?って
それにおれは分かんなくて答えなかった
そしたらゆぺくんは不機嫌そうにまた 聞いてきた。
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
持ち前のイケボでそう言われた。
本来、これを聞いた女の子は惚れる。
でもおれは女の子じゃない。
このメイドという仕事をしてるけどおれは立派な男だもん。
そんな男のおれでも惚れそうになる。
それはイケボだからか、ゆぺくんだからか、
あるいは両方。
おれが答えずに黙っているとゆぺくんは言った。
ゆぺくん☆★
さくらくん。
流石にこのまま黙るわけにもいかず、今度は答えた。
でもそれが逆にゆぺくんを不機嫌にさせてしまったみたい。
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ゆぺくん☆★
そう言ってもゆぺくんはまだ少し不機嫌そう。
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ゆぺくん☆★
そして今に至る。
いやどうと言われてもなぁ…
さくらくん。
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ゆぺくんはおれに微笑む。
だけどその笑顔にはどこか無理をしてるように見えた。
気のせい…かな?
ゆぺくん☆★
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ゆぺくん☆★
さくらくん。
ゆぺくん☆★
なんか見つめられてる…
さくらくん。
ゆぺくん☆★
こうしておれは、ゆぺくんと花火を見に行くことになった。
花火っていつぶりだろう…?
あまり楽しかった思い出は無いけど…