澪
今日顔真っ赤だったけど
澪
具合悪かった?
海子
え、えーそんなことないよ
ゴンッ(肩がぶつかった)
晴樹
おいてめぇどこみてんだよぉ?
澪
あんたこそよ
晴樹
どの口がいってんだ?
晴樹
テメェ動いたら殴るぞ
海子
どうしよう…
澪
-げて…
海子
?
澪
逃げて!
晴樹
いい度胸だなぁオラッ
澪
クッ-
晴樹
腹立つんだよこういうやつ!正義ヅラしやがって!
澪
あんたが辛かった分殴れ!蹴れ!
晴樹
あ?
澪
お前が辛かった分私が動く!
海子
澪ちゃん…無視してかえれないよ私
澪
行って!はやく!
澪ちゃんは必死に私の背中を押した
澪
ほら!動いたぞ!
晴樹
くなよ…
澪
何よ!
晴樹
なんで動くんだよ…お前が傷つくだけだろ…
澪
あんたが背負いきれない辛さを背負ってやるって言ってるじゃん
澪
あんたのまわりには人はいないの?
澪
一人の人が助けを求めていたら無視する!?
澪
私は助けるよ
澪
気が済むまで殴れ!気にするな!
晴樹
くそッ
澪
ほ…ら…
澪
まだ…まだ…いけるで…しょ
晴樹
(なんでお前は命をかけて助ける)
晴樹
(助けてもお前が死んだら意味ねぇんだよ)
澪
うっ
バタッ
晴樹
どうすれば…!
晴樹
俺はよわいんだよ
晴樹
ごめ…んな
数分後
七音
可愛い女の子が倒れてるよー
七音
助けなくちゃね
七音
よいしょ
お姫様だっこ
澪
んぅ うぁー
澪
ちょっと待ってください
澪
歩けますからおろして
七音
君は美人だからね、はなさないよ
澪
//////
七音
照れてても可愛いよ
七音
とりあえず僕の家おいでよ
澪
いえ、大丈夫です
七音
ふーん君一年か
澪
はい
七音
僕は三年の七音さよろしくね
澪
えっと私は澪ですけど…お姫様だっこされながら自己紹介したの始めてです
七音
いい体験じゃん
澪
良くないから言ってるんですよ!
七音
ついたよ
澪
いや、行かないって言いました
七音
いいからいいから
澪
えぇー(困惑)