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これは

私が経験した

摩訶不思議な恋のはなし

不思議な恋とアリス

愛莉推

羽更希君?

愛莉推

ねぇ、聞いてるの?

羽更希

じゃ、行く

愛莉推

ちょっと!

羽更希

女王様に叱られる

愛莉推

女王って...

羽更希(うさぎ)君は、

私と同じ高校の後輩。

この子は、

『女王様』

と呼ばれている

赤城白花(あかきしろか)

という、

学校1のお金持ちに

無理やり時間の管理をさせられていた

愛莉推

あんな人のところ何か、行かなくて良いよ!

羽更希

行かないと、手下達にやられる

愛莉推

待ってよ!!!!!

私は、

後輩を奴隷のように使う赤城を見て

腹が立って仕方なかった

そして、

兵隊のような赤城の手下達を振り切って

羽更希君を連れ出した。

羽更希君は、

私の弟みたいな存在で、

小さい頃から面倒を見ていた

愛莉推

羽更希君?

愛莉推

ねぇ!聞いてるの!?

愛莉推

行っちゃダメ!!!!

愛莉推

あんな奴の所なんか!!!!

羽更希

良いんだよ!!!!!!!!!!!!

愛莉推

行っちゃ...!ギャアアアアアアアアアア!!!!!!!!!

ざまぁみるのよぉ~

女王様に言われたんだよ!『落とし穴を作って

邪魔もの愛莉推を落とせ』って

愛莉推

誰か!あっ先生!

先生

うっ...わっ忘れ物~っと...

愛莉推

何でっ!

無駄ですよ~?校長だって女王様には叶いませんもん

愛莉推

何でっ!あんな奴の...

なに言っても叶いはしない!

俺達だって、言うこと聞かなきゃ家潰されんだぜ?

殺しやしないから来てくれる?

こいつの腕と足もって~

愛莉推

やめて!やめて!

離さないわよ!

愛莉推

やーめーてー!!!!!!!!!!!!

ドカッ!

あっあいつ逃げた!!!!

捕まえて!!!!!!!!!!!!

あっちです!

愛莉推

なんなの~!!!!!!!!!!!!

愛莉推

あっ

私の横に見えたのは羽更希君で

逃げていた私の足は

何故かあの子に向かって走っていた

愛莉推

羽更希君!羽更希君!

羽更希

着いてくんなよ!!!!!!!!!!!!

愛莉推

だって!!!!!

羽更希

バイバイ

愛莉推

ちょっと...!!!!

そして、

その小さな背中は、

フェンスの前でパッタリ消えた

愛莉推

ねぇ、どこ行ったの?

愛莉推

何で、急に見失ったの?

愛莉推

ねぇ、ねぇ...

愛莉推

教えてよ...

小さい頃は反抗なんてしなかった

可愛い羽更希君だったのに...

何が違ったのか

どこで間違ったのか

そして私は

フェンスに上って

身を乗り出す

続く

この作品はいかがでしたか?

10

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