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体に異常はなかった。1番の報告はそれだろう。ただ睡眠薬を嗅がされただけだったらしい。一応総統様は私を休みにさせようとしたらしいが、私はそれを蹴った。私でなければ総統様が狙われる可能性が高くなるから。
と言っても休まなすぎは危険だからと午後は休みになった。なので、久しぶりに街にでも出てみるかと、支度をした。
玄関に着くと、数人が何かを話していた。
?
ことみ
そこに居たのは我々国潜入部隊の副隊長をしている青髪ポニーテールのことろちゃん、赤髪ツインテールのことなちゃん、緑髪ツインお団子のことかちゃん、3人は三姉妹である。長女のことろちゃんだけ我々国軍に入っていて、今は妹二人が会いに来たらしい。
ことろ
ことみ
ことか
ことみ
ことろ
ことな
ことみ
と、言うことで、まずはカフェに入る。そこは知り合いがやっていてとても人気な場所だ。
?
ことみ
ことろ
ことね
窓際の席に座るとことねがお冷を持ってきてくれる。ここは喫茶「犬小屋」、犬の獣人姉妹と人間の姉弟がこの店をやっている。ことねは犬の獣人、金髪ロングで横髪を結んでいる。
ことね
そうお冷を置き終わったことねがこちらを見る。私はいつもこの店に来ると必ず頼むものをお願いする。
ことみ
ことね
ことろ
ことな
ことか
ことね
ことねはパタタと駆け足でカウンターへ戻って行った。私たちは頼んだものが来るまで話したりする。
ことな
ことろ
ことみ
ことろ
そんな他愛もない話をしてる時、ことろちゃんが話し始めた。
ことろ
ことみ
ことな
ことろ
ことみ
ことろ
ことか
ことろ
頭の裏で手を組み、くふふと笑うことろちゃん。私も知らなかった。あのω国と戦争するなんて。
ことみ
そう言えば、3人は頭にハテナを浮かべたような顔になる。
ことな
ことみ
3人に、ω国国王に攫われたこと、総統様が助けてくれたこと、総統様を見て胸が高鳴った気がしたことを話した。
すると、ことかちゃんは目をきらきらさせてこちらを見る。
ことか
ことみ
ことかちゃんの言葉にはわわとなる。恋なんてしたこと無かったし、聞くだけでも私には縁のない話だと思っていたから。
それに、"恋"という未知の物が怖かったという理由もある。私は総統様にその恋をしてしまったらしい。
でも、これは小説でよく見る所謂身分違いの恋。叶うはずはないだろう。そんなことを3人に話す。
ことろ
ことみ
ことろ
ことみ
ことろ
ことな
ことか
ことみ
そのあと、頼んだものが来て、それぞれが頼んだものを食べだした。ことろくんはほんとにあのデカ盛りをぺろりと食べてて凄かった。たまにことなちゃんとことかちゃんに1口あげてたけど。
ことねにまたねと言って店から出ると、まだそんなに時間が経ってなかったから商店街を見回ろう。全部奢ってくれたことろちゃんには感謝だ。