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最終話の投稿ありがとうございます😭😭😭😭 ずっと前からこの作品見ててすごく好きで😭😭😭😭 号泣です😭😭😭😭
最終話投稿ありがとうございます!!😭💞 初投稿の時からずっと大好きな作品だったので最後まで見届けることができてとても幸せです!!! いつも素晴らしい作品とイラストを共有してくれてありがとうございます!💕
うっっっっっわぁぁぁぁ!!!!まじで涙腺崩壊!!メンバーみんな仲間思いで本当に好きです!!素晴らしい作品を書いてくれてありがとうございます!!!
みぃご
みぃご
みぃご
みぃご
みぃご
みぃご
こ の 歪 ん だ 馬 鹿 話 に 幕 を 閉 じ る 。
な
な
悠
ああああああ!!!ほとけっちが……!ほとけっちが!!!
アニキに言われてほとけっちを見てみる
な
ほとけっちに初兎ちゃんが覆いかぶさっていた
間一髪、2人とも轢かれてはいなかった
悠
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悠
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な
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悠
り
悠
な
な
つい最近も見たこの景色
この景色を見ると最悪だった自分の行為を思い出す
そして、今は最近の景色にもう1人。ほとけっち。
…自分の家族のような2人が意識を失っているのを見ると
自分への怒りや恨みが込み上げてくる
な
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り
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悠
り
悠
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り
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まろが仏の目の下の隈をなぞる その目には光が宿っていなかった
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……ガサ、ッ
仏
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仏
仏
悠
仏
仏
り
仏
悠
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仏
仏
仏
り
仏
隣を見ると、静かに寝ている君。
な
仏
長いまつ毛が綺麗な影を作っていて、とても綺麗だった。
また初兎ちゃんが僕のことを…… 期待でさっきまでの気持ちがどっか行きそう
でも、今はそんな状態を作ってしまった自分がとても憎くて堪らなかった。
仏
な
り
仏
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仏
いきなりIfくんがほっぺつねってくる。なんだてめぇ
仏
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仏
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Ifくんの瞳が揺れる。
その声は少し震えていて、いつもより掠れていた
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へら、っと笑うIfくんが。なんとも切なく見えて
それと一緒に僕が初兎ちゃんに1番してあげなきゃいけない事が分かって。
仏
仏
仏
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な
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り
悠
仏
ベットからギシ、と音を立てて起き上がる
な
仏
勿論行くのは隣の初兎ちゃんのベットのすぐ近く
静かに眠る初兎ちゃんの手をそっと握って、伝える
仏
仏
仏
仏
ギュッ…と手に力をこめる
ああ、早く起きて。そんな気持ちで頑張って伝える
仏
仏
仏
仏
悠
な
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り
仏
願うように、ぎゅっと手を握り締めた。
……ピク、
…頭が重い。
ぼんやりとした視界で呆然としていた
手足が鎖でもついているかのように重い。動きにくい。
瞼も重い、意識がどろどろとまた沈んでいく。
ここ、どこなんだろ。
疑問に思ったが、そんな事考える程の脳は残っていなかった
もういいや、また寝よう。
そう思って重くなる瞼に任せて目を閉じた___
きらり。
目を閉じる寸前、何かが光って見えた
目を開けて見てみるが遠くて分からない。
ただ、遠くにあるのにとても輝いて見える
__僕の心の、ぽっかりと空いている所が気づいた。
あれは僕のだった。
ただの勘だった。でもあれは僕のだ。 僕が持っておく筈のものだった。
動くにくい手足を必死に動かして光に近づく
ドロドロと手足に纏わりついていた闇は 光に近づくにつれ消えていく気がした
光の近くに来た時、その重さはほぼ無くなっていた。
そして光の正体が分かる
ある筈もない心のどこかが共鳴するように動いた気がした
それは__紫と水色のキラキラとしたものだった
透明っぽいもので、よく光を反射するそれ
太陽に当てて見るとキラキラと輝いて綺麗に見えたそれ
2つお揃いで持っていた、今はもう自分の手元に無いそれ
代わりに彼が全て受け負った、それ
見た瞬間、分かった。
自分の忘れてしまっていたこころの底で 忘れないでと言わんばかりに光っていたそれは、
初
輝いたそれを手に取ろうとした__
___突如、ぶわりと闇が足元を襲う。
急に手足が重くなる。もがこうとするが体は動かない
ずぶずぶと奥底に沈められていく
瞼まで重くなってきて意識が遠のき始める
爛々と輝いていたキーホルダーがぼやける。
光が、見えなくなっていく
ああ、まって、やっと思い出したのに、
やっと彼に、彼に伝えられると思ったのに、
お願い、忘れないで、
おねがいだから…
___僕の中の光が暗黒に呑まれる直前
_彼の歌声が聞こえた気がした
ねえイムくん、
どんなに君から離れても、 また側に戻っていいですか
仏
仏
初
り
I
な
仏
初兎ちゃんに顔を近づける。
きょと、っとした顔が前倒れた時を思い出させる
仏
初
初
仏
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り
仏
初
ぎゅっと彼の体を抱きしめた 彼の体が一瞬強張る
仏
初
な
悠
仏
初
仏
初兎ちゃんを抱きしめる手に力を込めた ちゃりん、と音を鳴らしてキーホルダーが落ちる
それを見た初兎ちゃんは微かに目を見開いた 彼の目が、揺れている
初
仏
仏
初
仏
初
初
初
仏
初
初
仏
初
仏
初
仏
初
…ゆっくり、キーホルダーを指でつまむ キラキラと蛍光灯の光が当たってキーホルダーが光る 彼の目が、きらりとひかる
初
初
初
初
そう言って初兎ちゃんは僕の手をキーホルダーごと包み込む そして僕をまっすぐ見て、笑った
初
初
仏
じわ、っと目頭が熱くなって、溢れ出す。
り
な
仏
初
仏
初
悠
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ギュゥゥ…ッと初兎ちゃんを抱きしめる
初
あぁ、大好き。とても愛おしくて、とても幸せ
じわじわと胸が温まって、嬉しさで埋まる
仏
初
仏
り
な
初
仏
ほんと、しあわせだなぁ
仏
初
どうやらいつのまにか寝てしまっていたらしい
僕の周りには皆も寝ていて、イムくんはずっと僕の手を握っている
初
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初
コンコンコン……
看護師
初
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看護師
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な
り
悠
仏
I
な
仏
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看護師
り
看護師
初
看護師
看護師
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り
悠
看護師
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看護師
看護師
初
看護師
り
看護師
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看護師
看護師
看護師
看護師
看護師
初
看護師
看護師
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初
な
看護師
看護師
悠
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看護師
仏
ガラガラガラ…
…少しの静寂のあと、イムくんが口を開いた
仏
初
仏
仏
初
初
仏
初
初
仏
初
初
初
初
仏
イムくんは辛い顔をして俯く。 そんな顔、してほしい訳じゃない
初
仏
初
仏
初
仏
初
仏
ちゃらりと音を立てて2つのキーホルダーを取り出す きらきらと光ったそれはどちらもイムくんの手の中にある
初
仏
ぱっと手を広げる。 イムくんはその手に片方のキーホルダーを乗せた
初
初
初
にっこりと笑ってやるとイムくんは目を輝かせて もっと明るい笑顔で笑った
仏
仏
悠
仏
り
な
仏
初
結局、僕があんなにも酷い記憶喪失を患ったのは色々な出来事の積み重なりによる奇跡だった
最悪、とも思ったが こうやって愛の力なのか、奇跡なのかで記憶が蘇って、元気に動けてるのだから良いとしよう
仏
初
仏
初
二つのキーホルダーを空に掲げる 2つはぶつかってちゃらりと音を立てた
反射した水色と紫の光が僕らを照らす
仏
初
仏
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り
仏
初
隣を振り向くと頬に柔らかい感触が当たる キスされた、と気づいた
仏
初
仏
初
ちゅ
仏
仏
初
初
仏
仏
初
昔、考えた。 幸せを無くしちゃったら僕じゃなくなるんじゃないかって
その不安を取り除いてくれた 幸せを取り戻してくれるって
もう一度キーホルダーを空に掲げる イムくんも同じようにキーホルダーを掲げてくれた
その光は、今までで見た光の中で1番 綺麗に輝いていた
少しの静寂の後、口を開いた
仏
初
仏
愛って呼ぶんだと思う。
仏
仏
初
初
それは奇跡ではなく、愛だった。
『人はそれを 愛 と呼んだ』 Fin