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朝５︙30
おばあちゃん
ほら起きな僕君
僕
んー
僕
なんだよまだ５時じゃねーかよ
おばあちゃん
あら今日は部活でしょ？
僕
何言ってんだよ
僕
俺は去年辞めた
僕
何回言わせんだよクソババアが
おばあちゃん
ごめんごめん
おばあちゃん
今日の夜は唐揚げだからね
僕
はいはい
僕
早く出ていってくれよ
おばあちゃん
はいはい
僕
マジねみー
おばあちゃん
朝よ起きなさい
僕
………
おばあちゃん
おはよう
僕
………
おばあちゃん
はい味噌汁
僕
…
おばあちゃん
いってらしゃい
僕
夜には帰るから
僕
適当にご飯していて
夜９時
僕
ただいま
おばあちゃん
おかえり
僕
まだ起きてんのかよ
おばあちゃん
唐揚げ作っておいたよ
僕
はいはい
僕
やっぱり唐揚げはうめーな
おばあちゃん
（にっこり）
おばあちゃん
もうこれで僕君のわがままは聞かずに済む
おばあちゃん
私を３年間親が亡くなった僕君を世話した私を今日まで認知症と勘違いしているクソガキとも今日が最後の夜だ
おばあちゃん
僕君お風呂入ってきてね
僕
分かったよ
僕
オエッ
僕
なんだ目がクラクラして
僕
頭が痛くて
僕
気分が悪い
僕
なんだこの感覚
僕
バタッ
おばあちゃん
あの音は
おばあちゃん
サヨナラ僕君
おばあちゃん
😊😊😊
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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