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本当の恋ってなんだと思いますか？
私は忘れられない恋をしたことがあります
まだ中学生だったあの頃は今思えば
本当に毎日が楽しくてかけがえのない 時間でした
これは幼かった私たちの忘れたくても
忘れられない大切な恋の話し
中学生時代
登校前
漫画のようなキラキラした恋愛を夢見る
中学2年生
今のところ彼氏無し
出来る気配も無し
私が一向にモテないのは
多分こいつのせい
そう今私の隣にいる
優のせいだ
私の幼馴染で保育園から
ずっと一緒腐れ縁
私にとっては家族のようなものだけど
どうやら周りからはそうだとは 見えないらしい
優
おはよう！行こっか！
瑠琉
うん
瑠琉
いこっか
私には分からないけど 優くんはとてもかっこいいらしい
こいつだっていつも私といるのに
私と違って色んな子から 告白されているのを知っている
何故か彼女は出来たことは無いらしいけど
優
どうしたの？
優
何か付いてる？
瑠琉
ううん、
瑠琉
なんでもない！
優
これ、
優
忘れないうちに渡しとく
瑠琉
忘れてたっ！
瑠琉
次私の番か
この交換日記は保育園の時から続けている私たちの日課のようなものだ
多分最初は字を書く練習でお互いの親が 進めて始めて
辞めるタイミング失ってなんとなく 今まで続いてる
喧嘩した時もこれのおかげで 仲直り出来たし
スマホを持ってない時はこれが 手紙代わりだった
そんな大したこと書いてないんだけどね
瑠琉
はぁ
瑠琉
私も彼氏欲しいなぁ〜
優
いつも言ってんじゃん
瑠琉
なんで優くんはモテるのに
瑠琉
私は告白されないんだろう？
優
別に…
優
モテても嬉しくないし
優
良いことないよ
瑠琉
私はその言葉が口から出てくるぐらいモテたいよ
瑠琉
あっ
瑠琉
友達いるからじゃーねー
優
うん
放課後
瑠琉
あれ？
瑠琉
なんだろう？
「明日の放課後体育館裏で話があります」
瑠琉
えっ？これ
瑠琉
告白のお呼び出しじゃない？
瑠琉
C組の伊東君って爽やかイケメンじゃん
優
瑠琉、帰ろ
優
何それ？
瑠琉
なんでもないよ、
瑠琉
帰ろっか
優
うん
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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