誠
何も考えずに飛び出してきてしまったけど
誠
これからどうやって生きていけばいいんだ
誠
最寄りの有人島から泳いできて、
誠
体がボロボロだ
誠
食料もない。
誠
いっそここで死んでしまうのもありだな
謎の女性
あのー。大丈夫ですか?
誠
(え?ここは無人島なはずじゃ!)
誠
うっ!
体に激痛を感じ倒れ込んでしまう
誠
はっ。ここは、
謎の女性
目を覚ましたんですね!
謎の女性
ここは私の家です。
謎の女性
この島には私しか住んでません
誠
そうなんですか、
謎の女性
傷の手当てしときましたよ。
謎の女性
とりあえず傷が治るまでここにいてください…
謎の女性
そこからはあなたの自由ですけどね
誠
すみませんほんとに。
誠
傷の手当てまでしてもらって、
謎の女性
いえいえ。
謎の女性
そうだ!お腹すいてますよね?
謎の女性
ご飯食べましょうか
誠
ありがとうございます
誠
その前にお名前よろしいですか?
スミレ
スミレと言います
誠
( すみれと一緒だ…
誠
素敵な名前ですね!
誠
僕は誠って言います
誠
よろしくお願いします
スミレ
はい!
スミレ
じゃあ、ご飯にしましょう
誠
何から何まですみません…
そして朝になった。
スミレ
おはようございます。
誠
おはようございます…
スミレ
あのー私思ったんですけどー
スミレ
もう敬語とかやめません?
スミレ
じゃあ、今から敬語なしね!
誠
え?あ、うん。
スミレ
うふふふふふ
誠
なんだよそれ笑
誠
アハハハハハ
誠
(フレンドリーな所とか、すみれに似ていて辛い)
そして1週間がたった
スミレ
誠…
スミレ
私、あなたのことが好きになってしまったの
スミレ
怪我が治ってもここにいてくれない?
誠
俺もここにいたいと思っているんだ
誠
でも、お前のことを傷つけてしまうと思う
誠は今までのことを全てスミレに話した
スミレ
そんなことがあったんだ…
スミレ
分かった!
スミレ
じゃあ、毎月4日の日だけ私が有人島に避難するよ!
スミレ
そうすればずっと一緒よ!
誠
それはいい考えだな!
誠
そうしよう!
そう言って2人は抱きしめあった