私達は外に出て、 飲食店を目標に歩いた。
田中 樹
センパイ、さっきの両親の話忘れてもいいから
山本 〇〇
あ、うん
田中 樹
で、何食う
山本 〇〇
田中くんが食べたいモノでいいよ
田中 樹
そー?
田中 樹
んぁ、じゃあ
田中 樹
ラーメン行く?
山本 〇〇
うん
山本 〇〇
豚骨ラーメンお願いします
田中 樹
俺は醤油ラーメンで
山本 〇〇
いただきます
田中 樹
いただきます
田中 樹
美味
山本 〇〇
あ、熱っ...
田中 樹
(可愛いかよ///)
山本 〇〇
美味しい((ボソッ…
田中 樹
ここ俺好きなんだよ
山本 〇〇
凄いいいお店
私達は無事ラーメンを食べ終えた。
山本 〇〇
美味しかった
田中 樹
腹いっぱい
山本 〇〇
ね
田中 樹
センパイちょっと付き合って
私は田中くんに手を引っ張られて いつの間にか公園に来ていた。
田中 樹
ほら((ホットココアを渡す
山本 〇〇
ありがと
私達はブランコに座り ホットココアを飲んだ
山本 〇〇
久しぶりだな、公園なんて
田中 樹
俺は悩み事とか、気持ち落ち着かせたい時にはここ来てる
山本 〇〇
(田中くんに悩み事とかあるんだ)
田中 樹
俺に悩み事ないとか思ってた?
山本 〇〇
なんでわかったの
田中 樹
よくそう思われる
山本 〇〇
悩み、私でいいんなら相談乗るよ
山本 〇〇
センパイなんだし、
田中 樹
センパイ恋愛相談とかのれるの?
山本 〇〇
ッ...の、のれるし?!
田中 樹
ははっ
山本 〇〇
話してみなさいよ
田中 樹
実は俺気になってるやつ居て
田中 樹
その人の事好きなんだけど
相手は友達未満みたいな感じで、
相手は友達未満みたいな感じで、
田中 樹
俺の事恋愛対象にも入ってないっぽい。
田中 樹
でも会って話す度に好きになっていくんだよ。
山本 〇〇
(なんだか、モヤモヤする)
山本 〇〇
それは、
山本 〇〇
いっその事相手に気持ちぶつけたら?
田中 樹
ぶつけるねぇ
山本 〇〇
うん
山本 〇〇
ごめんやっぱり私恋愛相談とか
向いてないや。
向いてないや。
田中 樹
ははっ
山本 〇〇
もうこんな時間
山本 〇〇
そろそろ帰ろうか
田中 樹
おう
ホットココアの缶をゴミ箱に捨て、 歩き出した。
と、その時
田中 樹
((ギュッ←バックハグ
山本 〇〇
?!
山本 〇〇
な、なに
田中 樹
センパイ
田中 樹
好き
田中 樹
大好き
田中 樹
すげぇ好き。
山本 〇〇
え...?
田中 樹
俺、センパイの事好きだ
田中 樹
振るなら早く振って
田中 樹
どんどんセンパイ好きになっていく
山本 〇〇
...
田中 樹
俺、本気だから
山本 〇〇
ごめんちょっと考えさせて。
田中 樹
そう、、だよな
田中 樹
ごめん急に変なこと言って
山本 〇〇
ううん
山本 〇〇
か、帰ろ
田中 樹
おう
山本 〇〇
じゃ、じゃあね
田中 樹
おう
田中 樹
センパイ、
田中 樹
今日はありがと
山本 〇〇
うん
山本 〇〇
じゃあ、、おやすみ
田中 樹
おやすみ
ガチャ
私は自分の部屋に入り、 玄関の鍵を閉めると体の力が抜け しゃがみ込んだ。
山本 〇〇
うっ...(泣)
山本 〇〇
(なんで私泣いてるの?)
私の脳には田中くんに告白されたシーンがフラッシュバックした。
山本 〇〇
(私どうしたら...)
山本 〇〇
ごめん...(泣)
「「ごめん」」 この言葉しか、 私には出なかった。