結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
龍紋
龍紋
結莉
龍紋
結莉
龍紋
結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
結莉
龍紋
針夜
理久
針夜side
針夜
針夜
針夜
針夜
針夜
針夜
針夜
理久の友達A
理久
理久の友達A
理久の友達B
理久の友達C
理久の友達D
理久
理久の友達
針夜
理久の周りには、いつも人がいる 友達だけじゃない、 先生も、近所の人も、親族も、 対して俺の周りには、、、
誰もいない、、 いや、それだけではない
理久の友達A
理久の友達B
理久の友達A
理久の友達C
理久の友達A
理久の友達D
理久の友達C
理久の友達B
針夜
こんな感じで、いつも理久とくらべられる
それは家族も一緒で、
母
父
母
父
母
母
母
父
母
母
父
母
針夜
母
父
このとき俺は、風呂上がりに自分の部屋に戻ろうとした時にリビングで両親が話しているのを偶然聞いてしまった
その後も、両親はなにか喋っていたようだが、俺は耐えられなくなって自分の部屋に戻った
両親にも、理久とくらべられている
お兄ちゃんなのに、なんで出来ないの?
もっと愛想良く出来ないの?
弟は出来るのに
理久は出来るのになんで針夜は出来ないの?
針夜
針夜
理久とずっとくらべられる、 俺が理久を嫌うには、十分すぎる理由になった
ずっと、言われ続けてきた もう、聞き飽きた言葉
、、、もう、聞きたくない、言葉
だから俺は、“僕”という仮面を被った
高等部進学の良い機会だったから、必死に笑顔を練習した 何度も会話の練習をした
笑顔を作って、相槌を打って、明るく振る舞った
そうしたら、僕に友達ができた 1人じゃなくなった
だから、頑張った 頑張って、俺は隠して、仮面を被って、僕を演じ続けた
でも、なんでだろうなぁっ
最近、、左側が痛いやっ(笑)
高校に入ってから3ヶ月が過ぎた頃 俺の仮面に、ヒビが入り始めた
針夜
クラスメイト
針夜
嘘、本当は面倒くさいだけ 元々こいつらは苦手なタイプだ だから、断る
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト2
あぁ、、うるっさいなぁ ギャーギャー言うなよ、 少しは察せないのか?
針夜
クラスメイト3
しつっこいなぁ〜 少しは考えろやゴミ
針夜
クラスメイト
クラスメイト
あ゙ぁ゙もう、ほんっとうに、
針夜
クラスメイト2
針夜
クラスメイト
クラスメイト2
針夜
やってしまった、、 仮面が、、、外れてしまった、、
そこからは早かった
仮面が外れた途端、みんな俺から離れていった
みんなが好いていてくれたのは“僕”だったから
みんな、“俺”のことは受け入れてくれなかった
いや、、受け入れようと、してくれなかった
針夜
針夜
もう、俺の心はボロボロだった
針夜
針夜
そんな俺には、周りも、弟も、自分さえも見えなくなっていた
俺の心はずっと、叫んでいた
俺も気づかなかった 心の奥深く、暗闇の中で
〚タスケテ〛と、
息が止まりそうになる、ずっとくらべられていたダイキライな場所で
〚タスケ〛を求めていた
でも、誰も俺の叫びには気づかない
だから、もう、
針夜
俺は、もう、ツカレタ
針夜
俺の体は、宙を舞った
あぁ、、やっと、終わる、 やっと、、開放される、
ダイキライな場所とも、 ダイキライな言葉とも、
ダイキライな弟とも、これで、バイバイだ
そう、おもっていたのに、、
目が、覚めてしまった
隣を見ると、そこには、
針夜
ダイキライな、弟がいた
俺と、同じような怪我をしていた
針夜
そう思った
理久
弟も、目を覚ました そして、目があった、
理久
理久
針夜
理久
その時、初めて弟と、ちゃんと話をした気がした
針夜
そう思った
俺が、勝手に決めつけていただけだった 弟は、俺とは違うと、そう思い込んでいた
その時、俺は、ようやく思い出した
“俺”は、弟がダイスキだったんだ ただ、“俺”を守るために作った“僕”が、 弟を“キライダッタ”だけなんだ
思い出した、“大好き”を
そして、2人、手を重ね合って、 今までの分も、たくさん話して、笑った
…FIN.
コメント
3件
はあく 龍紋ちゃん文才やん✨