カランカラン
このは
こ、こんにちは…
ぼたん
あら。このはちゃん
ぼたん
いらっしゃい…
このは
また来ちゃいました。
ぼたん
あら。よっぽどここが気に入ったのね…
このは
実は…
ぼたん
うん?どうしたの?
このは
今日は私が意味がわかると怖い話を持ってきたんです…
ぼたん
あら。珍しいわね。
このは
聞いてくれますか…?
ぼたん
ええ。是非聞かせてちょうだい。
このは
はい。では、お話しします…
ユウタ
兄がある日一週間お試しでくばられていた『燃焼ドリンク』というのを貰ってきた。
コウタ
えっと、説明書…
ユウタ
兄はまず説明書を読んでいた
ユウタ
僕も見ると一週間でも十分効果があると書いていた。
ユウタ
ねぇ!お兄ちゃん!
コウタ
何だよ?
ユウタ
僕もそのドリンク欲しい!
コウタ
はぁ?あげるわけねぇだろ。
ユウタ
結局お願いしても7本中1本もくれなかったんだ。
一週間後…兄がいなくなった。
ユウタ
はぁ…今日の塾も疲れた…
塾の帰り道
ユウタ
あれは…
兄が炭のようになった死体があった。
ユウタ
よかった…
僕は、内心ほっとした。







