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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

皆様こんにちはこんばんは!

今回は、なんか…昨日寝る前にふと思いついたシーンにストーリーちょっと付け加えただけの…

私のメモ的なお話を書いていきますね…!

それでは本編どうぞっ

とーや(桃也)

………あれ…ここ……どこだ?

とーや(桃也)

((さっきまで葵達と夏祭り来てたはず…だよな……?))

6人で夏祭りに来て… 確か葵がみんなからはぐれて 俺は探している途中だった

とーや(桃也)

あいつ……どこにもいねぇし…

…………

とーや(桃也)

ん……?葵…?

さっきまで居なかったはずなのに ふと神社の方を見ると見慣れた姿の 君がいて

違うところといえば… 君みたいに表情が豊かでない事

とーや(桃也)

葵…お前探したんだからな……

…………

とーや(桃也)

てかいつの間に浴衣に着替えたんだよ

なんで…来たの?

とーや(桃也)

あ?お前探しに来たんだろ

違う

とーや(桃也)

…………葵?

あまりにいつもと違う様子に 違和感を覚える

僕は……君の言う "葵" じゃない

とーや(桃也)

…………は?

それに……
ここは君のいていい場所じゃない

とーや(桃也)

葵何言ってんの…?

………まず、僕はさっきも言ったけど、"葵" じゃない。

ただこの場所にいるだけの…魂だけの存在

とーや(桃也)

いや、葵そっくりじゃん

それは……想いの強さ…

とーや(桃也)

想いの強さ…??

そう、君が来たから、僕はこの姿になってるだけ……仮の姿だよ

とーや(桃也)

あーーーー……そーゆー設定?

……………はぁ…

仕方ないと言う顔をして彼は 俺の頬に手を伸ばす

とーや(桃也)

!?!?

ね?触れない

僕は…魂しかないから……

とーや(桃也)

……わかった。
君が葵じゃないのは理解した

とーや(桃也)

で、君は想いの強さでその姿になってる…か……

そう

とーや(桃也)

んー……いまいちピンとこねぇけど…
とりあえず話しにくいから、"想依"って呼んでいいか?

想依……?まぁ、なんでもいいけど

とーや(桃也)

あんがと、で?

とーや(桃也)

俺が居ちゃいけないって?

想依

ここは、此岸と彼岸の間……
なんでもない場所

想依

ここに居すぎると…君は死ぬ

とーや(桃也)

は……?

想依

だから、早く帰って…

とーや(桃也)

早く帰れって言われても、帰り方がわかんねぇんだけど…

想依

それは大丈夫。僕が手伝うから……

とーや(桃也)

どーやって?

想依

…………それは、今じゃなくていい

想依

とにかく、準備しないと…

とーや(桃也)

準備?

想依

そう、君が此岸に戻るために、何個か用意するものがあるから……

とーや(桃也)

何揃えればいーの?

想依

えっと……僕の姿の元になってる子と君との思い出の物、枯れた白い薔薇、ナイフ、それと………

とーや(桃也)

それと?

想依

……いや、これは後でいいや

想依

とりあえず思い出の物…って何かない?

何かを隠していることは確かだけど 今問いつめたところで 口を開きそうにないなと思い 問いかけに答える

とーや(桃也)

葵との思い出の物………

想依

なんでもいい…思い出があれば……

とーや(桃也)

…………あ、絵馬…

想依

絵馬?

とーや(桃也)

そう、昔2人で神社来た時に、あいつが「みんなとずっといれますように」って…

想依

絵馬……ここにある絵馬の中にあればいいんだけど………どれか分かる?

とーや(桃也)

……多分覚えてるから分かる

そう言って沢山の絵馬の中から 彼の文字であろう絵馬を探し出し

とーや(桃也)

あった……

想依

じゃあ、思い出の物は準備できたね

とーや(桃也)

((なんでここにあんだ……?))

想依

次は…ナイフかな

とーや(桃也)

ナイフなんてもんあんのか?

想依

わかんない……けど、僕がこの姿になる前に、どっかで見かけたような……

とーや(桃也)

!!!

とーや(桃也)

がんばって、思い出せるか…?

想依

……………あっ、わかったかも

とーや(桃也)

まじ?

想依

うん、着いてきて

神社の裏側に行って、俺は ひたすら石の階段を登っていた

とーや(桃也)

なぁ、どこまで行くの?

想依

…もうすぐ……だと思う

想依

……あそこ

とーや(桃也)

あれって……

想依

………………(微笑み)

とーや(桃也)

((笑った…?!))

想依

あの中にナイフがあったと思う…

とーや(桃也)

………わかった

少し不気味だと思いつつも 足を踏み入れる

とーや(桃也)

………まじであるし…

とーや(桃也)

((なんでこれ錆びてねぇんだ…?))

想依

良かった…あった……

想依

えっと…次は…枯れた白い薔薇か

とーや(桃也)

薔薇………

とーや(桃也)

枯れてないといけないの?

想依

うん…

とーや(桃也)

……さがすか

想依

待って

とーや(桃也)

ん?

想依

着いてきて

とーや(桃也)

お、おう…

とーや(桃也)

((身に覚えでもあんのか…?))

とーや(桃也)

え……ここって……

想依

…僕達……魂が普段いる場所

そう言った君の顔は死角で見えなくて でも、凄く悲しそうな声をしていた

想依

あった

とーや(桃也)

え?

想依

ここ……僕がいたとこ

そう言われて指を指す方向を見る そこには枯れた白い薔薇が 1本置いてあった

想依

これで…大体は揃ったね

とーや(桃也)

大体…?

想依

…うん、とりあえず…戻ろっか

とーや(桃也)

材料はこれでいいとして、
どうすんの?

想依

……まず、白い薔薇の茎を先が尖るように切って

とーや(桃也)

ん、

俺は指示通りに動く

想依

あの…さ、今更だけど…

とーや(桃也)

ん?どした?

想依

君って…なんて名前なの……?

とーや(桃也)

あぁ…言ってなかったっけ

とーや(桃也)

俺は桃也、好きに呼んでいいよ

想依

桃也…くん……そっか……(微笑み)

とーや(桃也)

……???

想依

次、痛いけど…我慢してね…

とーや(桃也)

うん?

想依

ナイフで自分を切って、枯れた白い薔薇に血を数滴垂らす

とーや(桃也)

腕でいい?

想依

うん……

言われた通り、薔薇に血をたらし

想依

思い出の物……絵馬…僕に貸してくれる?

とーや(桃也)

うん?

想依

ありがと…じゃあ次が最後

想依

その薔薇で、僕の胸を刺して

とーや(桃也)

は………???

とーや(桃也)

何…言ってんの……????

想依

君が……桃也くんが此岸に戻るには…魂を1つ犠牲にしないといけない…

想依

だから……

とーや(桃也)

いや……出来ねぇよ………

想依

………お願い、桃也くん…

とーや(桃也)

…………………

想依

僕だって…消えたくない。

想依

消えちゃうのがすごい怖いんよ

想依

でも…

想依

それ以上に君が…桃也くんが死んじゃうのが辛い……

とーや(桃也)

想依…………

想依

おかしい…よね…出会って数時間しか経ってない…のに……

想依

これ以上いたら…僕は…桃也くんを返したく無くなっちゃう……だから…早く………

とーや(桃也)

…………わかった

涙を我慢して必死に笑顔を作る 君の胸に 俺は、薔薇を刺した

とーや(桃也)

…………………………

想依

この子の姿でいると、所々、この子と桃也くんとの思い出が見えるんだ…

想依

2人ともいつもすごく笑顔で、楽しそうで、幸せそうで……

想依

桃也くん、僕が言っていい事じゃ…ないかも知んない…けど、最後だから…

想依

言ってもいいかな……?

とーや(桃也)

最後とか……言うなって……(涙目)

想依

短い間だったけどありがとう

想依

僕は…ここで消えちゃうけど、その分、桃也くんは幸せになってね…?

想依

大好きだよ、桃也くん……

その言葉を最後に、 君は光を放って消えてしまった…

その後の事はあまり覚えてない…

俺は神社で倒れていたらしい

その時、何故か泣いていて 葵が心配していたと橙樹から聞いた

あおい(葵)

桃也くん…?

とーや(桃也)

ん?

あおい(葵)

なんか考え事…?

とーや(桃也)

あー…まぁ、な

あおい(葵)

え、何その反応…

とーや(桃也)

別に?

とーや(桃也)

今日も…葵が俺の横に居てくれて、幸せだなぁ…って

あおい(葵)

は?!///

あおい(葵)

いきなり何言ってんの……//

あれから俺たちは付き合って 今もずっと仲良くしている

とーや(桃也)

……愛してるよ、葵

あおい(葵)

っ…!!

あおい(葵)

僕も…大好きだよ、桃也くん……///

とーや(桃也)

…………(微笑み)

想依

幸せになれて…良かったね……桃也くん…

とーや(桃也)

!!!!

あおい(葵)

え、今度はなに?!

一瞬、君の声が聞こえた気がして

とーや(桃也)

…んや、ごめん、なんでもないわ

あおい(葵)

????

とーや(桃也)

((ありがとな、想依…))

とーや(桃也)

((もう絶対、忘れねぇから……))

はい!お疲れ様でした!!

寝る前に何を考えてたんだ…って感じですけども………

ちなみに、枯れた白い薔薇の花言葉は「生涯を誓う」で、血を垂らした後…つまり赤い薔薇は(すみません枯れた のは見つかりませんでした…)よく知られている通り「あなたを愛します」になります…!

あっそうそう!あの…背景とか色々VIP様のが使えるようになったのほんとにありがたいですよね!!!

ありがとうございます!運営様!!

とまぁ、感謝したところで…今回はこれでおしまいとさせていただきます…!それでは!!

おつ主〜

この作品はいかがでしたか?

51

コメント

12

ユーザー

薔薇ってエモいですよね… ほんとに感動しました😭💘 ありがとうございます!!

ユーザー

凄すぎますBLACKCATさん! バラの花ってやっぱりいい花言葉ですよね!

ユーザー

せっかくVIPを買ったのに無駄になった(´;ω;`)

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