りうら
こわい
今日こそは…
大丈夫なはず
りうら
そんなことを考えながらゆっくり扉を開けた
バッシャーン
りうら
響く水の音
気づいたら俺は水をかけられていた
りうら
もぶ1
モブ2
もぶ3
モブ4
りうら
辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い
なんで、なんで
なんでこんなことされなきゃいけないの
俺なんかした?
ねぇ…
りうら
俺はゆっくり立って自分の席へと向かった
女子生徒達
男子生徒達
ヒソヒソ言ってるのが聞こえる
聞こえてるっーの
りうら
誰も助けてくれないってわかっていても求めてしまう「助け」を
-hotoke-
初兎
-hotoke-
初兎
もぶ3
もぶ1
モブ4
モブ2
教室の雰囲気が一気に変わった
あの二人は人気者だ
俺のクラスを超えて学校の中で人気者だ
俺はその「人気者」にはなれない
知ってる
でも、辛いから…
りうら
キーンコーンカーンコーン
先生
女子生徒達
男子生徒達
先生
こんな感じて朝が始まる
りうら
特にいつも何も変わらない
同じ日々を過ごしている
先生
先生
女子生徒達
男子生徒達
-hotoke-
初兎
りうら
文化祭
はぁぁ
俺たちの学校では夏に文化祭をやり秋に体育祭をやる
だから文化祭の準備は地獄だ
出来ればやりたくない
りうら
先生
先生
先生
女子生徒達
男子生徒達
もぶ3
もぶ1
モブ2
モブ4
もぶ3
-hotoke-
初兎
終わった瞬間たくさんの声が混ざっていく
あの2人は「ないちゃん」という人に会いに行った
多分その「ないちゃん」というのは生徒会の乾先輩のことだろう
りうら
どっちにしろ俺には無縁だ
-hotoke-
誰か話しかけられてるな…
-hotoke-
…、?
りうら
-hotoke-
りうら
何怖い
なんかされる…?
-hotoke-
りうら
-hotoke-
そう言って稲荷さんは俺の手を掴んで走り出した
女子生徒達
男子生徒達
もぶ3
-hotoke-
ないこ
-hotoke-
りうら
生徒会室…?
なんでこんなところ
ないこ
りうら
ないこ
-hotoke-
知ってる。
稲荷さんは目立ってるし…
初兎
ないこ
ないこ
生徒会長さん…
if
なんか怖そう…
悠佑
りうら
ないこ
ないこ
…、?
りうら
何訳って…
ないこ
ないこ
-hotoke-
初兎
悠佑
ないこ
りうら
ないこ
りうら
りうら
ないこ
りうら
ええええええええええ
た、ただでさえ虐められてるのに…
俺の学校生活どうなるの…?
今度こそ失敗しないように…
コメント
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新しい話、!気になります!