金木犀

私は、水都 蕾

この、水都家に生まれた一人娘だ

母も父も叔父さんも叔母さんも 女の子が生まれて とっても喜んでくれた

初孫が出来た叔父さん叔母さんは 私をまるで自分の娘かのように 可愛がってくれた

水都家は代々 男が家を守るのだから男の子を産みなさい との事だが そんなのを気にしなかった…

そのせいか、他の家柄の人達には 白い目で見られる……

でも、母も父も叔父さん叔母さんも 私にこう言う

『気にしなくていい、貴方は水都家の可愛いたった一人の娘(孫娘)なんだから!!!!』

その言葉は"魔法"の言葉でもある

母はこう言う

『比べるなんて弱者がするものそんなのは気にすることない貴方は貴方らしく元気で活発な子になればいいわ(*^^*)』

父はこう言う

『男 女関係ない!!男が生まれればそれが運命 女が生まれればそれもまた運命 水都家はこんな可愛い女の子が生まれた だから!!それもまた運命だ!!(*^^*)』

叔父さんはこう言う

『ホッホッホッ(*^^*) 蕾はこの家が嫌か？ワシは孫の顔を見れて嬉しいぞ!!元気にすくすくと育てばそれでいい 家柄なんて関係ない困ってる人がいれば助け合う、それが人間、我々の運命なんじゃよ(*^^*)』

叔母さんはこう言う

『蕾ちゃんは、将来何になるのかね？ 将来が楽しみだよ〜 爺さんも婆さんも蕾ちゃんの子供を見れる日を待ってるよ…(*^^*) え？まだ早い？アハハ!!そうだね〜でも未来は私たちが決めない……蕾ちゃん自分自身で未来を見るものだよ!!(*^^*)』

私は、この言葉を何回も聞いたことがある…

水都家はこんなにも人思いで助け合いの心を持っている……

私にも…いつか、旦那さんができるのかな……

そんなことを思っていながら今日は

16歳の誕生日が近ずいてきた……

家族会議

蕾は出てきません、

蕾の家族の自己紹介おわり

母の叔父さん叔母さんは 水都家を嫌ってるのでいないです

物語へ𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠

工ｴｴｪｪ(´д｀)ｪｪｴｴ工 (母、叔母さん以外)

母は1枚の婚約者候補の紙が目に入った

こっこれは!!!!

家族が見たものは…………

ﾎﾞｰﾝﾎﾞｰﾝ (時計の音)

16歳の誕生日まであと2日

お見合いまであと24日