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めちゃくちゃフィクションです

どぞ

I

ん...、?

あの日から数日たったある日。 俺の病室の前の廊下が騒がしい。

N

いふさ〜ん!

I

!?な、ないこさん、?

N

来ちゃったw

I

んふ、いらっしゃいです

久しぶりに会えて嬉しかったのかも、 いつもよりちょっと テンションが上がった。

N

俺といふさんと、あと4人で

N

6人グループ作ろうと思ってるんだ!

N

2人集めれたんだよね〜!

h

ヒョコッうっわイケメン!

S

ほんまや!綺麗な顔しとんなぁ!

I

...ぁ、ありがと//

褒められて少し照れる。 褒められた事なんてなかったから。

h

かわい〜w

S

ふふ、いむくん楽しそうやなぁw

フワッ

I

!!!

I

薄紫...水色と紫...、?

まただ。また色がはっきり見えた。 一瞬髪色だけが白黒じゃなくなった。

N

?...あ、そうだ!

N

メンバーカラー何がいいか考えといて!

I

ぇ、...?

色が分からんって言ったのに。 わざとなのか、忘れてるのか、

怖い、あの時のいじめっ子の顔に 見えてきた...っ、たすけt((

N

ポンッごめんね、そういうつもりじゃなかったんだ

N

色が見えてた時の記憶からさ、

N

好きな色とか教えて欲しいな…って。

I

そういう事ね...wよかった安心したw

早とちりだった、あの時のこと、 そろそろ克服しないとやな...

I

...........青

N

へ?

I

青がいい。

ここから海が見える。でも海の色が 真っ黒で、黒と区別出来ないのが 青なんだって、分かった。

I

海の色とか...青系?が

I

黒と全く判断出来ないの。

青。もうどんな色だったか忘れた。

I

だから、青がいい。

I

判断出来ないからこそ、

忘れてしまったからこそ。

N

...うん。分かった。

N

いふ.....

N

まろのメンバーカラーは青ね!

I

まろ...?

N

あだ名!可愛くない?w

あだ名...、貰ったことなんて なかった、嬉しいし、可愛い。

I

ん、可愛い...w

S

...???

S

すまんないちゃん、何の話しとんの?

N

あ、あぁ、...話していい?まろ、

I

うん、ええよ、

N

目に映る色が白と黒しか見えないんだって、

簡潔に説明するん上手いな...

h

え、...そうだったの、?

h

じゃあじゃあ!

h

僕の持ってきたSwitchのコントローラーの色は?

I

えーっと...

I

右が赤...?で左が.....

I

分かんない...、黒、?

h

赤と青。ほんとにわかんないんだ...

間違えてしまった、捨てられ...っ、!

h

退院したら僕がいっぱい手伝ってあげるよ!

h

色んなこと!

...良かった。嬉しい、初めてばっかで、不安なこといっぱいあるけど。 ...てか、名前聞いてない...

I

な、なぁないこ、

N

ん?

I

2人の名前は...?

h

僕ほとけ!いむくんって呼んでいいよ!

I

ほとけ、なw

h

もぉ〜!w

S

俺は初兎!呼び方なんでもええよ〜!

I

初兎な

I

ん、覚えた。

「退院したら」、ほとけが言った言葉。 退院して、こいつらと生活 出来るように頑張らないと、

I

これからよろしくな、2人ともニコッ

S

ぐは...っ

h

尊い...(?)

N

笑顔が眩しい...

I

...ww

I

...楽しいなぁ...w((ボソッ

今までなかったもの、楽しみ。 俺、こいつらに会えてよかった...w

N

!!

N

ごめん!俺用思い出した!

S

あぇ、分かった!いってら!

h

僕達いふくんと話してるね!

N

はーい

S

〜でさぁw

h

しょーちゃん!w

I

へぇ〜wそうなんやw

h

嘘だから!真に受けちゃだめだよ!?

I

はいはいwww

久しぶりにこんな話した。 久しぶりにこんなに笑った。

やっぱり.......

I

楽しいなぁ、w

N

は...ッはぁ...ッ

まろが俺たちと居て、 楽しいと思うのなら、

今までの分楽しませてあげたい。 そう思った。だから、

N

...っ、先生!!

医者に相談した。

先生

どうしました?

N

まr...いふって退院出来るとしたらいつですか?

先生

...そうだね...、精神状態はマシになってきたから

先生

そろそろ退院してもいいかもね...

N

ホッ、

N

俺!いふと一緒に居たいんです!

N

もし、また精神状態が不安定になったとしても、

N

俺が責任取って面倒見ます

N

だめ、ですかね、?

まろと一緒に居たかったから、 必死になって説得した。

N

いふは、俺達と一緒に居たら

N

「楽しい」って言ってくれたんです!

先生

...なるほど、

先生

"きっかけ"は、君達なのかもしれないね

N

..."きっかけ"?

先生

きっかけがあればいふさんは目の色が戻るかもしれないんだ。

治るって...!え、なんか泣きそう、w 嬉しすぎて...w

隣で同じ景色、見せてあげたい、! 治すんだ。絶対俺らが...!!

N

!?

N

まじですか!!?!?!?!?

先生

ここ、一応病院なんだよね...w

N

ぁ、すみません

N

んで!

N

俺、いふのこといっぱい連れ出して

N

きっかけ、?思い出?

N

めっちゃ作ります!!

先生

...w頼もしいね、w

先生

いふさんが退院出来るようになったら

先生

教えます

N

!お願いします...!

N

じゃあこれで!

うっわ、めっっちゃ嬉しいんだけど! あと2人集めて最高のメンバーで

綺麗なペンライトの光を みんなで見るんだ。

N

ただいまぁぁぁ!!

I

ぅわっっっ?!

心臓飛び出るかと思った。 ゔっ、てなったもんな...w

h

ないちゃん!!?!?

S

用事は...?

N

終わった!

N

まろ!退院出来るかもだって!!

たいいん...、!!?!!??

N

それに目!きっかけがあれば治るって!!

I

退院出来るんは知らんかったけど...

I

あれ、言わんかったっけ、?

N

言われてないよぉ!

I

なんかすまん...ww

h

大事なことなんだからちゃんと言ってよね!

I

忘れてたの!!

S

ええ初対面やのになんか嬉しい!!

I

なんやねんそれw

思い返してみれば、病院に居ったから 3人に会えた。

それなら虐められてたのも 良かったのかも、?

................な訳ないわ。

h

〜〜く、?

人生全部狂わされたんやもんな。

S

ま...ちゃ、〜...?

虐められてなければ 両親も「気分転換に買い物行こう」 なんて言わなかった。

目だって全ての色がちゃんと見えて 普通の人と同じく生きれたのに。

N

まろ...!!!!

I

ど、どしたん、?

N

なんで...泣いてんの、?

I

はぇ、?ポロポロ

また泣いちゃった。最悪や、 泣き顔なんて見られたないのに、

I

すまん...ほんまに...ポロポロ

h

いふくん、?

S

まろちゃん.....

I

なんでかなぁ、w涙、止まらんねん、ッポロポロ

N

...最初に言ったの、覚えてる?

I

...っ?ポロポロ

なんのことやろ、全く思い出せん。

N

抱えてるもの、全部吐き出して...って。

N

なんで泣いたのか教えて欲しい...、

I

...っ、

泣いた理由、なんて 普通なら話したくないと思う。

でもやっぱりないこにやったら 話してもええかなって思える。

それに、ないこの心配してる顔を 見るのが辛くて。

I

病院に居ったからみんなに会えて、

I

楽しくて、嬉しくて、

I

やから虐めらてたおかげかも?って思ったんよ、

I

でも、虐めのせいで人生おかしくなって、

I

親も...っ、ポロポロ

話したんはええけど言葉に 詰まってしまった。

ほんと俺は弱いなぁ、全部俺が ちゃんとしとれば良かったのに。

I

すまん...っ、全部俺のせ...っ

N

ギュゥッ

I

っ、?

強く抱き締められて、 ちょっと動揺。

ないこのいい匂いがふわっと漂う。 気持ちが落ち着いてきた。

N

そんなことない。

ないこは俺の隣で話し始める。

N

まろはもう十分頑張ってる。

N

いや、頑張りすぎてる。

N

1人でずーっと頑張って来たじゃん、

N

俺らに頼ってみない?

N

まろはもうちょっと休みなよ、

N

自分を追い込みすぎないでよ...

N

........俺も...泣きたくなるじゃん、wポロッ

I

...~~~~~っ、ポロポロポロ

ないこがそんなことを言うから また俺も泣いてしまった。

なんか...涙腺弱なった気がする、w

N

ふふ...っ、一緒に気持ちを分かち合えるって、いいよね...wポロポロ

h

.......な、何この空気!

h

こんな空気無理!

h

ほら!泣きやもっ?

S

...w雰囲気ぶち壊すなやw

初兎が言ったことがその通り過ぎて おもろなってきた...w

N

...あはっ、www

I

......ふふっ、ww

N

さすがほとけっちだねw

I

ムードメーカーやなw

h

へへん!

元気出たわ。...ありがたいな、w

N

...分からないこともいっぱいあるけどさ、

h

S

うん?

N

この4人とあと2人で

N

ゆっくり、

N

1歩ずつでいいから

N

新しいことにいっぱい挑戦してこうね、

h

!当たり前じゃん!!

S

...これから楽しみやなぁ...!

I

...っ、これから頑張ろか...!

ほんま...ずっとずっと こいつらと一緒に居てぇ...

いやむずいしなんかグダグダしてた()

くっそ長くなってもた

ほんとすまぬ

ばばい

君の色が分かるまで。

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